Switchbotスマート加湿器はカビが生えやすい：原因と対処法を解説

SwitchBot（スイッチボット）加湿器を使っていると、「気づいたらカビが生えていた…」という悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

カビが発生すると、空気の衛生だけでなく健康にも影響を与えるおそれがあります。

本記事では、SwitchBotスマート加湿器にカビが生える原因と、今すぐできる対処法をわかりやすく解説します。

SwitchBotスマート加湿器の基本情報

SwitchBot公式サイトより引用

SwitchBotスマート加湿器は、スマホで操作できる便利な加湿器です。内部で水を細かいミストに変える「超音波式」というタイプで、静かにお部屋をうるおしてくれます。

アプリから湿度を設定しておけば、自動で加湿量を調整してくれるので、つけっぱなしでも安心です。

たとえば「リビングを50％に保ちたい」と設定すれば、部屋の湿度に合わせて自動でON・OFFしてくれます。

また、SwitchBotハブと連携すればAlexa（アレクサ）などの音声操作にも対応します。「加湿器つけて」と声をかけるだけで動くのはとても快適です。

スマート加湿器にカビが発生する原因

結論から言うと、カビが生える主な理由は、「水の放置」と「湿気のこもり」です。

超音波式の加湿器は、水をフィルターでろ過せずにミスト化します。そのため、水が汚れていたり長時間放置されていたりすると、雑菌が繁殖してしまいます。

見た目はきれいでも、タンクの中ではカビが増えていることもあるのです。

また、湿度の高い季節や閉め切った部屋では、加湿器の中も外もジメジメしがちです。この状態が続くと、カビが繁殖しやすくなります。

スマート加湿器にカビが発生する時にできる対処法４選

スマート加湿器にカビが発生する時にできる対処法について、以下４つを紹介します。

ここから１つずつ解説します。

水道水を使うようにする

加湿器には「水道水」を使うのがおすすめです。

理由は、水道水に含まれる塩素が軽い殺菌作用を持っているからです。精製水はきれいに思えますが、塩素が入っていないためカビが繁殖しやすくなります。

ただし、水道水も長時間放置すると塩素が抜けてしまいます。加湿器に水を入れるときは、できるだけ新しい水を使いましょう。

水を毎回入れ替える

使い終わった水をそのまま残しておくと、当たり前ですが翌日には菌が繁殖し始めます。タンクの壁にぬめりができるのは、そのサインです。

そのため、使い終わったら必ず残り水を捨てて、軽くすすいでおきましょう。

このひと手間で、加湿器の中を清潔に保つことができます。朝や寝る前など、決まったタイミングで入れ替えるのがおすすめです。

加湿器を分解して定期的に乾燥させる

カビは「湿気の残る場所」が大好きです。加湿器の内部やパッキン、噴霧口などは、特に乾きにくい部分です。

週に1回は分解して、風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。

乾燥は掃除と同じくらい大切です。濡れたまま収納すると、見えないところから黒カビが広がることもあります。

天気のいい日には、ベランダや窓際で自然乾燥させると効果的です。しっかり乾かすことで、カビの繁殖サイクルを断ち切ることができます。

クエン酸で洗浄する（週1回程度）

水アカやカルキ汚れも、カビの原因になります。

可能な限り、週に1回ほど、クエン酸を使って洗浄してあげましょう。

タンクにぬるま湯を入れ、小さじ1杯のクエン酸を溶かして30分ほど置きます。その後、きれいな水ですすいでしっかり乾かします。

クエン酸洗浄を続けることで、内部のぬめりや白い汚れを防ぐことができます。

SwitchBotスマート加湿器のカビに関するQ＆A

SwitchBotスマート加湿器のカビに関連するQ＆Aは、以下の通りです。

ここから１つずつ解説します。

まとめ：カビが繁殖する環境を解消して、スマートな加湿器を使おう！

ここまで、SwitchBot加湿器のカビ対策について、原因と具体的な防ぎ方を解説してきました。

カビは「水を放置する」「湿気を逃がさない」「掃除をしない」といった環境で繁殖します。

そんなカビに対して、水道水を使い、毎日水を入れ替え、週1回のクエン酸洗浄と乾燥を行うことで、清潔な状態を保つことができます。

SwitchBot加湿器は、スマホで湿度を管理できる便利な家電です。アプリを使えば、加湿のしすぎを防ぎながら、常に快適な湿度をキープできます。

正しいお手入れとスマートな管理を組み合わせれば、カビを防ぎながら加湿器を長く清潔に使い続けられます。

本記事を参考に、「使うだけ」ではなく「育てるようにケアする」意識を持ってみましょう。