SwitchBotの共有で家族とスマートホーム生活！設定方法を解説

SwitchBot（スイッチボット）を自宅で家族と共有して使いたいと思っている方も多いのではないでしょうか？

しかし、設定方法や共有後の権限の違いがわからず、うまく活用できていない方も多いと思います。

この記事では、SwitchBotの共有機能を使って、家族全員がスムーズにデバイスを操作できるようにする手順を解説します。

さらに、共有後の役割や操作制限のポイントについても整理しています。

SwitchBotの共有機能とは

Switch Botの共有機能は、家の中で登録したデバイスを家族や同居人と一緒に操作できる仕組みです。

簡単に言えば、「招待する」→「権限を譲渡する」→「みんなで利用できるようになる」という流れになります。

逆もしかりですが、渡した権限を外すことも可能です。

共有機能（ホームシェアリング）を使えば、自分が登録したデバイスを共有した人それぞれのスマホから照明やエアコンを動かすことができるようになります。

たとえば「帰宅前に部屋を涼しくしたい」と感じた瞬間に、先に帰った家族がアプリで事前にエアコンを入れられるようになります。

家族全員が同じリモコンを探す手間がなくなり、家事や子育ての合間でも操作がスムーズになります。

SwitchBotの共有機能を設定する手順

SwitchBotアプリの共有機能を設定する手順を簡単に説明すると、以下の２つになります。

ここから、それぞれ1つずつ解説していきます。

招待する側が対応する手順

招待する側が対応する手順は、以下の通りです。

各権限ごとの違いについては、こちらで解説させていただきます。

招待される側が対応する手順

もしSwitchBotアプリを入れていなければ、事前にダウンロードをしておきましょう。

招待される側が対応する手順は、以下の通りです。

ここまでの手順を踏めば、「共有されたホーム」が追加されます。そこに並ぶデバイスをタップすると、操作が可能になります。

共有時のメンバーの権限について

共有時の各ユーザーの権限は、大きく４つの権限に分かれます。

権限毎の違いについて、それぞれ1つずつ解説していきます。

ホーム所有者

ホーム所有者は、最初にホームの設定を作った人になります。その為、すべての設定の変更が可能です。
デバイスの追加や削除、メンバーの招待も自由に行うことができます。

所有者はホーム内のデバイスを操作することが全部できます。

SwitchBot公式サポートサイトより引用

ホーム管理者

ホーム管理者は、ホーム所有者と同等の権限を持つユーザーです。

唯一異なる点は、ホーム自体の削除ができない点です。その為、デバイスの設定変更やメンバー管理もできます。

生活リズムが異なる場合でも、どちらかがすぐに設定を調整することができます。

管理者は、ホーム解散以外では所有者とほぼ同じ権限を持ちます。具体的には以下のことができます。

• ホームとルーム設定の変更
• メンバーの招待とユーザータイプの割り当て
• デバイスの確認、変更と操作
• シーンとオートメーションの確認、変更と実行

SwitchBot公式サポートより引用

ホームメンバー

ホームメンバーはデバイスの操作のみ可能で、デバイス設定の変更はできません。
子どもや祖父母など、操作だけ必要な人に適した権限です。誤操作を防ぎつつ、スマートホームを安全に楽しめます。

ホーム内のデバイス、シーンとオートメーションをアクセス可能です。具体的には以下のことができます。

• デバイスの確認と操作
• シーンとオートメーションの確認と実行

SwitchBot公式サポートより引用

ホームメンバー（権限付き）

ホームメンバー（権限付き）は、その名の通り、特定の機能だけ許可する設定が可能です。

たとえば照明だけ操作を許可してエアコンは触らせない、といった細かな管理が可能です。どうしてもこれは触ってほしくない等あれば、この権限を使いましょう。

ホーム所有者と管理者に個別で共有されたデバイスのみアクセス可能です。具体的には以下のことができます。

• 権限付きでデバイスの確認と操作

SwitchBot公式サポートより引用

権限一覧早見表

共有権限の一覧をまとめた内容は、以下の通りになります。

ユーザー区分	主な権限と特徴	利用シーンの例
ホーム所有者	・最初にホームを作成した人 ・すべての設定変更が可能 ・デバイスの追加・削除、メンバーの招待も自由にできる	管理の中心となる人（主に家主）
ホーム管理者	・ホーム所有者と同等の権限を持つ ・ホームの削除は不可 ・デバイス設定の変更、メンバー管理も可能	夫婦で共同管理したいときに最適
ホームメンバー	・デバイスの操作のみ可能 ・設定変更は不可	子どもや祖父母など、操作だけで十分な人向け
ホームメンバー（権限付き）	・特定の機能のみ操作を許可できる ※照明はOK、エアコンはNGなど細かく制限可能	特定の操作のみ許可したいとき（誤操作防止に）

共有機能に人数・デバイス数の制限はなし

結論から言うと、共有機能として設定できる人数やデバイスには公式情報を見る限り、制限はありません。

そのため、大家族や、小規模なオフィスなど、どんな環境でも共有機能を利用することが可能です。

ホームに参加できないときの対処法（エラーコード：2186）

稀にSwitchBotのホームに参加できない時に「エラーコード：2186」が表示される場合があります。

このエラーは、SwitchBot（スイッチボット）のアプリが最新バージョンでない時に発生するエラーのひとつです。

アプリを最新バージョンにアップデートした上で改めてホームに参加できるか確認しましょう。アプリを更新しても改善しない場合は、SwitchBotのサポートに問い合わせしてみましょう。

SwitchBotのサポートの問い合わせ方法含め、こちらの記事で詳しく解説しています。

SwitchBotの共有に関するQ＆A

SwitchBotの共有に関するQAについて、よくある内容を解説します。

それぞれ１つずつ、解説します。

まとめ：SwitchBotを共有してスマートな生活をしよう

ここまで、SwitchBotの共有機能について、その仕組みや使い方、家族と快適に使うためのポイントを詳しくご紹介してきました。

SwitchBotを共有することで、家族全員が自分のスマホから家電を操作できるようになります。

たとえば、外出先からお子さんが照明をつけたり、帰宅前にパートナーがエアコンを入れたりと、日々のちょっとした瞬間がより便利になります。

SwitchBotを共有することで、スマートホームは「ひとりで使うもの」から「みんなで活用するもの」に進化します。家族の誰かが感じた小さな不便を、誰もがすぐにフォローできる環境は、思いやりのある暮らしを自然に後押ししてくれるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、SwitchBotの共有設定を始めてみてください。