SwitchBotロボット掃除機の全製品を徹底比較！おすすめのモデルは？

SwitchBot（スイッチボット）のロボット掃除機を購入したいけれど、「SシリーズとKシリーズ、どちらが自分に合うの？」「そもそも違いは？」と迷っていませんか？

選び方を間違えると、欲しい機能が足りなかったり、価格に見合わないモデルを選んでしまうこともあります。

本記事では、SwitchBotロボット掃除機の比較をテーマに、SシリーズとKシリーズの違いや特徴をわかりやすく解説します。

SwitchBotロボット掃除機はSシリーズとKシリーズがある

Switch Botのロボット掃除機は、大きく「Sシリーズ」と「Kシリーズ」の2種類に分かれています。

ざっくり言えば、Sシリーズは“高性能で全部おまかせ”、Kシリーズは“シンプルでコスパ重視”のモデルです。

ここから、１つずつ解説します。

ロボット掃除機Sシリーズの特徴

SwitchBot公式サイトより引用

Sシリーズは、SwitchBotの中でも“フラッグシップモデル”です。掃除だけでなく、水拭きやモップの洗浄・乾燥、さらには給排水まで自動でこなします。

つまり、掃除のほとんどをロボットに丸ごと任せることができるのです。

このシリーズの魅力をひと言で表すと、「手間が減る」こと。

毎日の床掃除やモップ洗いの時間を、まるごと自由時間に変えることができます。

例えば、S20はモップを自分で洗い、きれいな状態で次の掃除に挑みます。“自分ですべてを準備する家電”です。

ロボット掃除機Kシリーズの特徴

SwitchBot公式サイトより引用

Kシリーズは“コンパクトで気軽に使える”モデルです。いつでも静かに動いてくれる“小さな家事パートナー”のような存在です。

K11+などの機種は直径が非常に小さく、ソファ下やベッド下にもスッと入ります。動作音も静かなので、夜の時間やリモートワーク中でも気になりません。

さらに「お掃除シート」を使えば、軽い拭き掃除もできます。

面倒な設定もなく、アプリを開いてワンタップで掃除開始。まさに「思い立ったらすぐ掃除」ができるスマート家電です。

SwitchBotロボット掃除機：Sシリーズモデルの比較

Sシリーズには「S1」「S1 Plus W」「S10」「S20」といったモデルがあります。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
価格	91,800円	119,820円	69,800円	39,800円
本体サイズ	36.5×11.5cm	36.5×11.5cm	34×9.5cm	34×9.5cm
ゴミ収集ステーション付き	〇	〇	〇	×
水拭き対応	〇（ローラーモップ）	〇（ローラーモップ）	〇	〇
静音性	60dB	64dB	59dB	59dB
吸引力	10,000Pa	6,500Pa	2,700Pa	2,700Pa
進入禁止	〇（アプリ）	〇（アプリ）	〇（アプリ）	〇（アプリ）
自動給水／排水	〇	〇	–	–
モップ自動乾燥	〇	〇	–	–
水交換ステーション	〇	〇	–	–
モップ／水タンク容量	300ml	300ml	300ml	340ml
最長稼働時間／面積	250分（2～3LDK）	250分（3～5LDK）	140分（2～3LDK）	140分（2～3LDK）
カーペット認識＆加圧	〇	〇	〇	〇
ダストボックス容量	310ml	310ml	350ml	360ml
ゴミ捨て頻度の目安	90日／回	90日／回	70日／回	20日／回
スケジュール清掃	〇	〇	〇	〇
水拭き禁止エリア	〇	〇	〇	〇
掃除ルートのリアルタイム表示	〇	〇	〇	〇
ゴミの吸い上げ禁止期間	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	–

それぞれの製品毎に以下の５つのポイントを知っておくと、自分に合った１台が見つけやすくなります。

ここから１つずつ解説します。

吸引力の比較

吸引力はモデルによって大きく異なります。S1が2,700Pa、S10が6,500Pa、S20はなんと10,000Paです。

数字が上がるほど、吸い込み力が強くなり、ホコリや髪の毛を逃しません。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
吸引力	10,000Pa	6,500Pa	2,700Pa	2,700Pa

掃除機の吸引力を示す単位に「Pa（パスカル）」があります。Paは掃除機の吸引力が「物を浮き上がらせる力（真空度）」のことです。一般的なロボット掃除機のPaは、2500～3000Paほど。この数値が高いほど、床のゴミを浮き上がらせる力が大きくなります。

しかし、Paが大きいからと性能が優れているとは言い切れません。Paに加え、掃除機が吸い込む空気の量（風量）も吸引力に関わります。

吸込仕事率とは？：ecovacsより引用

自動給水・排水／モップ自動乾燥／水交換ステーションの比較

SwitchBot公式サイトより引用

Sシリーズの大きな特徴が、この“全自動ステーション”です。

S1はゴミ収集のみ対応、S10、S20は自動給排水、モップ洗浄・乾燥・水交換まで対応しています。まさに“何もしなくても掃除が終わる”仕組みです。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
自動給水／排水	〇	〇	–	–
モップ自動乾燥	〇	〇	–	–
水交換ステーション	〇	〇	–	–

ステーションが自動で水を入れ替え、モップをきれいにして乾燥まで行うので、カビの心配もいりません。

稼働時間の比較

S1は約140分、S10、S20は最大250分動き続けます。

これは1LDK〜3LDKまで、家の広さに応じて十分対応できるバッテリー性能です。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
最長稼働時間／面積	250分（2～3LDK）	250分（3～5LDK）	140分（2～3LDK）	140分（2～3LDK）

途中で電池が切れても、自動で充電ドックに戻り、充電が終わると続きから再開してくれます。「最後まできちんとやり遂げるロボット」と言えるでしょう。

ゴミ捨て頻度の目安の比較

SwitchBot公式サイトより引用

S1は2週間程度で1度のゴミ捨てが必要ですが、S10やS20では70日間～90日間もゴミをためておけます。

つまり、約2ヶ月以上も捨てなくて問題ありません。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
ゴミ捨て頻度の目安	90日／回	90日／回	70日／回	20日／回

ゴミの吸い上げ禁止期間の比較

S1モデルのみになりますが、ゴミの吸い上げ禁止の期間を指定することができません。

それ以外のSシリーズのモデルは、ゴミの吸い上げ禁止時間を指定することが可能です。

項目	S20	S10	S1 Plus W	S1
ゴミの吸い上げ禁止期間	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	–

SwitchBotロボット掃除機：Kシリーズモデルの比較

Kシリーズには「K11＋」「K20＋Pro」「K20＋Pro Combo」「K10＋Pro Combo」「K10＋Pro」「K10」といったモデルがあります。

項目	K11＋	K20＋Pro	K10＋Pro Combo	K10＋Pro	K10＋
価格	59,800円	99,800円	99,800円	69,800円	59,800円
本体サイズ	24.8×9.2cm	24.8×9.2cm	24.8×9.2cm	24.8×9.2cm	24.8×9.2cm
ゴミ収集ステーション付き	〇	〇	〇	〇	〇
水拭き対応	〇（お掃除シート）	〇（お掃除シート）	〇（お掃除シート）	〇（お掃除シート）	〇（お掃除シート）
静音性	45dB	45dB	45dB	45dB	45dB
吸引力	6,000Pa	4,000Pa	3,000Pa	3,000Pa	2,500Pa
進入禁止	〇（アプリ）	〇（アプリ）	〇（アプリ）	〇（アプリ）	〇（アプリ）
自動給水／排水	–	–	–	–	–
モップ自動乾燥	–	–	–	–	–
水交換ステーション	–	–	–	–	–
モップ／水タンク容量	使い捨てお掃除シート	使い捨てお掃除シート	使い捨てお掃除シート	使い捨てお掃除シート	使い捨てお掃除シート
最長稼働時間／面積	150分（2～3LDK）	150分（2～3LDK）	150分（2～3LDK）	150分（2～3LDK）	200分（2～3LDK）
カーペット認識＆加圧	–	–	–	–	–
ダストボックス容量	200ml	200ml	200ml	200ml	150ml
ゴミ捨て頻度の目安	90日／回	70日／回	70日／回	90日／回	90日／回
スケジュール清掃	〇	〇	〇	〇	〇
水拭き禁止エリア	〇	〇	〇	〇	〇
掃除ルートのリアルタイム表示	〇	〇	〇	〇	〇
ゴミの吸い上げ禁止期間	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能	禁止時間を指定可能

それぞれの製品毎に以下の２つのポイントを知っておくと、自分に合った１台が見つけやすくなります。

ここから１つずつ解説します。

吸引力の比較

SwitchBot公式サイトより引用

K10+は2500Pa、K11+は6000Paの吸引力があり、K11+のほうがパワフルな吸引力を持っています。

項目	K11＋	K20＋Pro	K10＋Pro Combo	K10＋Pro	K10＋
吸引力	6,000Pa	4,000Pa	3,000Pa	3,000Pa	2,500Pa

ゴミ捨て頻度の目安の比較

SwitchBot公式サイトより引用

Kシリーズは、ゴミ捨て頻度の目安として、2ヶ月～3ヶ月に1回ゴミ捨てが必要です。つまり、2～3ヶ月間ゴミをためることができます。

項目	K11＋	K20＋Pro	K10＋Pro Combo	K10＋Pro	K10＋
ゴミ捨て頻度の目安	90日／回	70日／回	70日／回	90日／回	90日／回

SwitchBotロボット掃除機：Sシリーズ／Kシリーズの比較

ここからは、SシリーズとKシリーズの違いを分かりやすく整理します。見た目は似ていますが、実際の機能や使い勝手には大きな差があります。

ここから１つずつ解説します。

Sシリーズはモップで清掃、Kシリーズはお掃除シートで清掃

Sシリーズは本格的な水拭きをすることができます。専用モップで汚れをしっかり落とし、自動で洗って乾かすことができます。一方、Kシリーズはお掃除シートを使う簡易方式で、軽い汚れ取りに適しています。

SシリーズはKシリーズよりダストボックスの容量が大きい

Sシリーズのダストボックスは約350ml、Kシリーズは約200mlのサイズです。

ペットの毛やホコリが多い家庭では、この差が効いてきます。ダストボックスの容量は、ゴミ捨ての回数に直結します。

Sシリーズはカーペット認識機能がある

Sシリーズは、カーペットを検知すると、吸引力を自動で切り替える機能があります。カーペットの奥に潜むゴミやホコリ、ダニを徹底的に吸引することができるので重宝する機能です。

一方、Kシリーズはカーペットを認識する機能がありません。ここが違いになります。

Kシリーズは静音性が高い

SwitchBot公式サイトより引用

Kシリーズは静かに動作します。Sシリーズが“力強い働き者”なら、Kシリーズは“静かな職人”のような存在です。

Kシリーズの動作音は『60dB』程度で、Sシリーズの動作音は『45dB』程度になります。

60dBは、通常の掃除機の音レベルの騒音になります。日常でよく耳にする音ですが、耳障りに感じることもあります。

45dBは、図書館や静かな住宅地の昼間、ささやき声が聞こえるくらいの「静か」な音です。

Kシリーズはサイズが小さい

SwitchBot公式サイトより引用

Kシリーズは高さ9.2cmと薄型で、家具の下まで入りやすい設計です。狭いスペースが多い家や、物が多い部屋でもスイスイ掃除してくれます。

対して、Sシリーズは高さが11.5cmになるので、引っかかってしまう可能性があります。

おすすめのSwitchBotロボット掃除機3選

どの機種を選べばいいか迷う場合は、以下３つのモデルが個人的にはおすすめです。

ここから１つずつ解説します。

一番コスパがいいのは「K11＋」

SwitchBot公式サイトより引用

個人的な感想も含みますが、K11+は手頃な価格で高い性能を持っています。6000Paの吸引力と自動ゴミ収集で、価格以上の満足感が得られます。

静かに、しっかり、そして長く動いてくれる万能モデルです。

「はじめてロボット掃除機を導入する」「価格は抑えたいけど失敗したくない」そんな方にぴったりの1台です。

ロボット掃除機と併せて自分で掃除もしたいなら「K10＋Pro Combo」がおすすめ

SwitchBot公式サイトより引用

K10＋Pro Comboモデルは、ロボット掃除機だけではなく、自分でも掃除をかける必要がある！と考えている人には最適なモデルです。

すべてが集約された3in1設計で、お掃除をすべて「これ1台」で完結できるモデルです。

性能が高いものを選びたいなら「S20」がおすすめ

SwitchBot公式サイトより引用

家事の手間を徹底的に減らしたいならS20がベストです。吸引・水拭き・モップ洗浄・乾燥・給排水をすべて自動でこなすことができます。

「家の中に小さな掃除スタッフがいる」ような感覚です。

フローで説明：SwitchBotロボット掃除機はこれで決まり！

簡単にフローで説明したいと思います。

まずは、SwitchBotロボット掃除機のSシリーズかKシリーズどちらかを選ぶべきためのフローがこちらです。

ロボット掃除機Sシリーズのモデルを選ぶためのフローがこちらになります。

ロボット掃除機Kシリーズのモデルを選ぶためのフローがこちらになります。

SwitchBotロボット掃除機の比較に関するQ＆A

SwitchBotロボット掃除機の比較に関連するQ＆Aは、以下の通りです。

ここから１つずつ解説します。

まとめ：自分に合ったロボット掃除機を選んで、快適な空間を作ろう！

ここまでSwitchBotロボット掃除機の比較をテーマに、SシリーズとKシリーズの違いや、それぞれの特徴・選び方について詳しく解説してきました。

Sシリーズは吸引力や自動給排水などの高機能を備えた“全自動モデル”で、掃除をすべて任せたい人に向いています。

一方、Kシリーズはコンパクトで静音性に優れた“コスパモデル”で、初めてロボット掃除機を導入する人にぴったりです。

どちらを選んでも共通しているのは、「掃除の手間を減らし、暮らしの質を上げる」ことができるという点です。

もし「どのモデルが自分に合うか迷う」と感じたら、まずは本記事で紹介した比較ポイントを思い出してみましょう。

生活リズムや家の広さ、そして掃除へのこだわりに合った1台を選べば、毎日の掃除が驚くほどラクになります。

家の中にもっと“快適な時間と空間”を作っていきましょう！