SwitchBot(スイッチボット)でエアコンをスマート化したいと思っても、「自分のエアコンは対応しているのか?」「どうやって設定するのか?」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、SwitchBotでエアコン設定を行うために必要な準備や、実際の設定方法、活用のメリットについてわかりやすく解説しています。

「手元のエアコンをもっと快適に使いたい」「家をスマートホーム化したい」と考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
SwitchBotでエアコンを操作できるのはなぜ
SwitchBotを使えば、今あるエアコンでもスマートに操作できるようになります。
その理由は、SwitchBotハブがエアコンの赤外線リモコンの信号を再現してくれるからです。
エアコン操作するためのリモコンをSwitchBot製品が肩代わりすることで、アプリから操作ができるという仕組みになります。
まるで「スマホの中にリモコンが入っている」ようなイメージです。



スマホや音声で操作ができるようになり、生活がぐっと便利になります
SwitchBotでエアコンを操作するために必要なもの
エアコン操作を始めるには、いくつか必要なものがあります。
- Wi-Fi(無線LAN環境)
- 赤外線リモコンで操作する家電
- スマートフォン(iOSもしくはAndroid)
- SwitchBotハブ製品
ここから1つずつ解説します。
Wi-Fi(無線LAN環境)
SwitchBotでエアコンを操作するには、家にWi-Fiがあることが前提です。
スマホの操作がWi-Fiを通じてSwitchBotハブに届く仕組みだからです。
もしWi-Fiが不安定だと、操作がうまく反映されなかったり、遅延が出たりしますので注意しましょう。



まずは安定したWi-Fi環境の用意です!
赤外線リモコンで操作する家電
SwitchBotが使えるエアコンには条件があります。それは「赤外線リモコンで操作できる」タイプであることです。
赤外線は、テレビや昔ながらのエアコンに使われている一般的な方式です。赤外線で操作できるリモコンなら、SwitchBotでもほとんど問題なく使えます。



最新のエアコンでなくてもいいのが、魅力ポイントです!
スマートフォン(iOSもしくはAndroid)
アプリを入れるために必要なスマートフォンも必要です。
SwitchBotアプリを入れて設定すれば、スマホからエアコンの電源を入れたり、温度を調整したりできます。



普段からLINEや地図アプリを使っているような感覚で操作できるので、機械が苦手な方でも安心して始められます。
SwitchBotハブ製品
SwitchBotハブ製品は必ず必要です。スマホの操作を赤外線に変換してくれる大事な役割を持っています。
ハブミニやハブ2、ハブ3などがあり、設置するだけで赤外線リモコンの代わりになります。
ハブ2やハブ3であれば、温度や湿度の表示機能もついていて、より快適な使い方ができます。
項目 | ハブミニ | ハブ2 | ハブ3 |
---|---|---|---|
赤外線リモコン操作 | 対応 | 対応 | 対応 |
Wi-Fi接続 | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz |
温湿度センサー | なし | あり | あり |
ディスプレイ表示 | なし | あり | あり(進化) |
スマートアシスタント対応 | Alexa、Google、Siri | Alexa、Google、Siri | Alexa、Google、Siri |
スマートホーム連携 | 基本操作向き | 自動化に最適 | さらに拡張性あり |
特徴 | コンパクト&低価格 | 温湿度やタッチ操作が可能 | 高性能・拡張ポート搭載 |



エアコンのある部屋にハブを置いて、スマートホームをスタートさせましょう!
SwitchBotハブ2の設定方法と活用方法について、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotでエアコンを操作するメリット
SwitchBotでエアコンを操作するメリットは、以下の5つになります。
- 使っているエアコンをスマートエアコン化
- 外出先から操作できる
- タイマー設定でより快適に
- 音声で操作もできる
- 他のSwitchBot製品との連動も可能
ここから1つずつ解説します。
使っているエアコンをスマートエアコン化
新しいスマート家電を買うとなると、お金も手間もかかりますよね。でもSwitchBotを使えば、今のエアコンをそのまま使いながら、スマート化ができます。
「リモコン付きのエアコンが、スマホで操作できるようになる」と非常に便利になります。



工事も必要ないので、今すぐ始めることができるのが本当に魅力です。
外出先から操作できる
たとえば、夏の暑い日に外出先から帰る途中、「部屋を冷やしておきたいな」と思ったことはありませんか?
SwitchBotがあれば、スマホで事前に外出先からエアコンをつけておくことができます。
こうすることで、帰宅した瞬間から快適な室温で過ごせます。



ちょっとした手間ではありますが、暮らしをぐっと快適にしてくれます。
タイマー設定でより快適に
SwitchBotアプリにはタイマー機能もついています。
「朝の7時にエアコンをON」、「夜の11時にエアコンをOFF」といった設定が簡単にできます。
決まった時間にエアコンを操作してくれるので、就寝時や起床時の快適さがアップします。



電気代の節約にもつながりますね!
音声で操作もできる
SwitchBotはAlexaやGoogleアシスタント、Siriといった音声アシスタントにも対応しています。
「アレクサ、エアコンつけて」と声をかけるだけで、操作が完了します。
料理中や子育て中など、手がふさがっているときにとても便利です。家事や生活の流れがスムーズになります。



我が家でも大活躍の使い方です。子供も一緒に叫びながら操作しようとします。笑
SwitchBotハブとアレクサとの連携方法や活用方法について、こちらの記事でまとめています。


SwitchBotとSiriとの連携方法や使い方について、こちらの記事でまとめています。


他のSwitchBot製品との連動も可能
SwitchBotにはエアコン以外にも、カーテンや温湿度計、人感センサーなどがあります。
組み合わせることで、「部屋が暑くなったら自動でエアコンをつける」といった使い方もできます。
複数の製品を連携させることで、より自動化された快適な暮らしが実現できます。
特にSwitchBot温湿度計との組み合わせはとてもよいので、おすすめです。



組み合わせは色々あります。自分だけのスマートホームを作ってみましょう!


SwitchBotでエアコンを操作する方法
SwitchBotでエアコンを操作するには、アプリでの設定が必要です。難しい手順はなく、スマホの案内に沿って進めればすぐに完了します。
- SwitchBotアプリのアカウントを作成
- SwitchBotアプリの設定を行う
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotアプリのアカウントを作成
まずはSwitchBotのアプリをスマホにインストールします。App StoreやGoogle Playで「SwitchBot」と検索すればすぐに見つかります。
アプリを開いたら、メールアドレスなどを使ってアカウントを作成しましょう。
SwitchBotアプリの設定を行う
次にアプリ内でエアコン情報を登録します。
使いたいSwitchBot製品をアプリが見つけてくれるので、表示された手順に沿って進めるだけ。ハブ製品のWi-Fi接続もここで行います。
初めてのときは少し時間がかかるかもしれませんが、一度つながればその後はスムーズです。



設定手順を簡単に説明します!
- 「ホーム」を選択する
- 「+」ボタンをタップする
- 「デバイスの追加」をタップする
- エアコンをタップする
- リモコンをアプリに学習させる
リモコンアプリを学習する方法はとても簡単で、リモコンのボタンをSwitchBotハブに向けて押すだけです。
リモコンの学習方法は3つあります。
- 自動学習
- 手動学習
- ボタン学習
自動学習は、ハブにリモコンを向けるだけでリモコン操作を覚えることが可能です。
手動学習は、メーカーのどのリモコンなのか?を選択することで、リモコン操作を覚えることが可能です。
ボタン学習は、特定のボタンをタップしてハブに覚えさせることが可能です。
対応している機種なら、プリセット設定が使えるので、数タップで登録できます。





基本的には、自動学習でリモコンを覚えさせようとしてみて、
どうしてもダメだったら手動学習を試す。ボタン学習を試す。といった形で使えばいいと思います!
SwitchBotでエアコン設定に関するQ&A
SwitchBotの外出先からの操作に関するQAについて、よくある内容を解説します。
- どんなエアコンでもSwitchBotで操作できますか?
- 細かい温度設定や風量の調整もできますか?
- 複数のエアコンをSwitchBotで管理できますか?
- 音声でエアコンを操作するにはどうすればいい?
ここから1つずつ解説します。
どんなエアコンでもSwitchBotで操作できますか?
基本的には、赤外線リモコンで操作できるエアコンであれば、ほとんどの機種に対応しています。
ただし、Bluetoothや専用アプリでしか操作できない機種は非対応の場合があります。リモコンの赤外線方式かどうかを確認してみましょう。
SwitchBotで動くエアコンの対応機種について、こちらの記事でまとめています。


細かい温度設定や風量の調整もできますか?
リモコンで設定できる内容は、SwitchBotアプリでも基本的に同じように操作できます。ただし、一部のボタンや特殊なモードは学習に対応していない場合もあるため、アプリ上で確認しましょう。
複数のエアコンをSwitchBotで管理できますか?
はい、アプリ内で複数のエアコンを個別に登録・操作できます。部屋ごとに名前をつけて管理できるので、複数台でもスムーズに使えます。
まとめ:SwitchBotでエアコンを設定して、スマートに暮らそう!
ここまで、SwitchBotでエアコン設定を行う方法とその魅力について解説してきました。
SwitchBotは、今使っている赤外線リモコン付きのエアコンを、まるでスマートエアコンのように操作できるようにしてくれます。
特別な工事も買い替えも必要なく、Wi-Fiとスマートフォン、SwitchBotのハブ製品があれば、すぐに始められます。
スマホで簡単にエアコンを操作できるだけでなく、外出先からの遠隔操作や音声での操作、自動化など、日常生活をより快適にする機能がたくさん詰まっています。
たとえば「帰る前に部屋を冷やしておきたい」「起きる時間に合わせて暖房をつけたい」といった、ちょっとしたニーズにもぴったり応えてくれます。
ぜひ本記事を参考に、SwitchBotで快適なスマート生活を体験してみてください。
コメント