アレクサは電気をどうやってつけている？音声操作の方法を解説

アレクサ（Alexa）に「電気をつけて」と話しかけるだけで照明やエアコンが点く仕組み、気になっていませんか？

実は、アレクサ単体では照明を操作できず、SwitchBot（スイッチボット）ハブなどのデバイスが必要です。

本記事では、「どういう流れでどうやって電気をつけているのか？」という疑問に答えながら、音声操作するための基本的な流れと必要な準備をわかりやすく解説します。

アレクサは電気をどうやってつけている？仕組みを解説

アレクサに話かけて電気をつける方法について、要点を２つにまとめると以下の通りになります。

ここから１つずつ解説します。

Switch Botハブが家電とアレクサをつないでいる

アレクサ（Amazon Echo）で電気や照明電球がつく仕組みは、とてもシンプルです。

アレクサ自体が直接スイッチを操作しているわけではありません。ここで活躍するのが「SwitchBotハブ」といったスマート機器です。

アレクサの「声」がSwitchBotハブ（スマート機器）などに伝わって、電気を動かしているというイメージです。

SwitchBotハブが反応して家電を操作している

SwitchBotハブ（Hub）の役割は、簡単に言うと司令塔です。

このスマート機器の役割は、家電の赤外線リモコンの信号を送ってくれます。つまり、アレクサの命令に対してスマート機器が「命令を理解して、スイッチON！」と動いてくれるわけです。

SwitchBotハブとアレクサを連携させて電気をつける方法４ステップ

SwitchBotハブとアレクサを連携させて電気（照明ライトなど）をつける方法の流れをまとめると、以下の４つのステップになります。

ここから１つずつ解説します。

アレクサで音声操作をするために必要なものを用意する

アレクサで家電を音声操作するためには、いくつかの準備が必要です。

スマートスピーカー

まずは、アレクサに話しかけるためのスマートスピーカー（アマゾンエコーなど）が必要です。Echo DotやEcho Showなど、用途に合わせて選ぶことができます。

おすすめなスマートスピーカーは、アレクサ搭載の標準モデルとして人気のEcho Dot（エコードット）です。

AmazonEchoは複数のモデルがあるので、簡単に他のモデルも比較して確認したい方もいると思います。

アレクサ搭載のモデルを比較した結果については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

スマートデバイス（SwitchBotハブ）

次に、家電を動かすためのスマートデバイスとなるSwitchBotハブを用意しましょう。

赤外線リモコン操作を覚えさせるためには必ずSwitchBotハブが必要です。

SwitchBot公式サイトより引用

Wi-Fi環境、SwitchBotアプリ、Alexaアプリ

Wi-Fi環境も欠かせません。事前にAlexaアプリやSwitchBotアプリを入れて、アプリの初期設定も行いましょう。

SwitchBotアプリのインストールをしていない場合は、こちらからインストールしておきましょう。

Alexaアプリのインストールをしていない場合は、こちらからインストールしておきましょう。

SwitchBotハブで操作したい家電のリモコンを覚えさせる

スマートリモコンにするためにリモコンの設定（学習方法）は３つあります。

リモコンの自動学習で家電を登録しよう

まずは「自動学習」から試してみましょう。

これは、リモコンの信号をSwitchBotが読み取り、自動でリモコンを設定してくれる方法です。

リモコンをうまく認識すれば、すぐにアプリから操作ができるようになります。

自動学習で失敗した！手動学習で家電を登録しよう

自動学習がうまくいかない場合は、「手動学習」に切り替えましょう。

この方法は、メーカーや型番を選択することで、その型番のリモコンをSwitchBotに覚えさせることができます。

手動学習で失敗した！ボタン学習で家電を登録しよう

それでもうまく動かない場合は、「ボタン学習」という方法があります。

この方法では、リモコンのボタンを一つずつ登録することでSwitchBotに覚えさせることができます。

覚えさせたいボタンの数だけ、ボタン学習する回数が多くなりますが、確実にボタンを学習させることができます。

SwitchBotハブの設定方法や活用方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。

アレクサとSwitchBotを連携させる

ここまでの手順を踏むと、SwitchBotは赤外線リモコンの信号を再現してくれます。ここからはアレクサとSwitchBotハブを連携する必要があります。

簡単にお伝えすると、以下のステップを踏めばアレクサで音声操作ができるようになります。

AlexaアプリでSwitchBotのスキルを追加し、アカウントをリンクする

Alexa（アレクサ）にSwitchBotとのアカウントをリンクする作業を行います。この作業をすることで、アレクサがSwitchBotアプリを認知し、対応できるようになります。

下記画像のように、アカウントリンクが成功すると、「リンク済み」の文字が表示されます。

制御する家電（デバイス）を追加する

アレクサにアカウントのリンク後、アレクサに家電を追加しましょう。アカウントリンク後、画面が下記の通りに変わります。

ここまで完了すると、SwitchBotに登録済みの家電の操作がアレクサ上で可能になります。

SwitchBotハブとアレクサの連携方法や活用方法について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

SwitchBotで覚えた家電の操作をアレクサに話しかけることで音声操作する

ここまでのステップを踏めば、アレクサに話しかけることで家電が音声操作できるようになります。

・アレクサ、リビングの電気をつけて
・アレクサ、リビングのエアコンをつけて
・アレクサ、テレビを消して

アレクサは電気をどうやってつけているに関するQ＆A

アレクサは電気をどうやってつけている？に関するQ＆Aは以下の通りです。

ここから１つずつ解説します。

まとめ：アレクサとの連携の仕組みを理解して、音声操作を使おう！

ここまで、アレクサが電気をどうやってつけているのか、その仕組みや必要な準備について解説してきました。

アレクサ単体では家電を動かすことはできず、SwitchBotハブといったスマート機器との連携がポイントになります。これらの機器を通じて、音声がWi-FiやBluetoothでスマート家電に届き、クラウドを介して命令が実行されるという流れです。

実際に設定してみると、スイッチに手を伸ばさずに照明がつく快適さに驚くはずです。まずは自宅の環境に合ったスマート機器を選び、アレクサと連携させてみましょう。

声で電気がつく暮らしを、今日からはじめてみてください。