アレクサの通話機能を徹底解説！アレクサ同士で通話が無料でできます

アレクサの通話機能を使って、家族や友人ともっと気軽に連絡を取りたいと考えることあると思います。

しかし、設定の違いや機能の範囲を理解していないと「通話できない」「どう使うのが正解かわからない」といった悩みにもつながります。

本記事では、アレクサ通話の仕組みや使い方、できること・できないことを分かりやすく解説します。

呼びかけやアナウンスなど、日常のコミュニケーションがラクになる機能もまとめています。

アレクサの通話機能でできること

アレクサの通話機能でできることについて、要点を絞って3点解説します。

ここから1つずつ解説します。

アレクサ同士でAlexaアプリを使えば通話ができる

まず大前提になりますが、「アレクサ同士では通話ができる」というのが基本の考え方です。

アレクサの通話機能は、スマホを取り出すより早く連絡できる便利な仕組みです。

Alexaアプリにお互いの連絡先が登録されていれば、Echo端末（アマゾンエコー）同士で無料の通話ができます。

連絡先が登録されている状態で、スマホにAlexaアプリが入っていれば、スマホに電話することも可能です。

この機能のいい部分は、思い立った瞬間に声だけで会話を始められることです。

たとえば料理中で手が汚れている時でも「アレクサ、○○に電話して」と話しかけるだけで発信することができます。

スマホの画面を探したり、アプリを開いたりする手間がありません。

特に離れて暮らす両親との連絡には、電話より気軽な「声サービス」として役立ちます。

お互いがEcho Showを持っていればビデオ通話ができる

もし、お互いにEcho Showの画面付き端末を持っていれば、顔を見ながらビデオ通話もできます。

これは通常の音声通話とは違い、表情が伝わるので気持ちがより近く感じることができます。

便利なのは、スマホのように「端末を手で持つ必要がない」ことです。

料理中や家事をしている時でも、カウンターや棚に置いたEcho Showに向かって話すだけでビデオ通話が成立します。

まるで家の中に“据え置きテレビ電話”を置いたような感覚で使えます。

離れて暮らす家族と日常を共有したい時や、孫の成長を見せたい時など、スマホより自然に会話が生まれるのも魅力です。

Alexaアプリから自宅にあるアレクサ宛に通話ができる

スマホに入っているAlexaアプリからアレクサ宛に通話をはじめることができます。

この通話の方法はLINE通話に近い感覚です。

自分のAlexaアプリに登録済みとなっているアレクサ（Echo端末）であれば通話することができるんだな、と思っていただければ大丈夫です。

アレクサの通話機能でできないこと

アレクサの通話機能でできないことを簡単に説明すると、以下の2点になります。

ここから1つずつ解説します。

スマホに直接電話はできない

まず第一に、アレクサの通話機能は万能ではありません。いくつかできないことがあります。

まず覚えておきたいのが「スマホの電話番号に直接かけることはできない」という点です。

アレクサは電話回線ではなく、インターネット通信で動いているので、090や080などの番号宛てには発信できません。

アレクサの通話機能は、主に「家族・友人との気軽な無料通話」にあります。

スマホへ発信したい時は従来どおりスマホを使い、アレクサをもっている人同士ではハンズフリー通話を楽しむ、といった使い方をすると気持ちよく活用できます。

まずはアレクサ通話の範囲を理解して、適した場面で使い分けを意識してみましょう。

固定電話に通話することもできない

同じ理由で、固定電話にもアレクサから発信することはできません。

自宅の番号や会社の番号に向けて「アレクサ、○○に電話して」と呼びかけても動作しない仕組みになっています。

ただ、多くの家庭では日常の連絡がスマホ中心になっていると思います。

そのため、アレクサが固定電話やスマホに直接電話したいといったシーンがあれば、LINEや通常の電話を使うのが適切です。

アレクサで電話をかけるための設定や流れ5ステップ

アレクサで電話をかけるための設定や流れについて、簡単に5ステップで解説します。

ここから1つずつ解説します。

アレクサの通話設定がオンになっているか確認する

まず1ステップ目に、通話設定がオンになっているかを確認しましょう。

確認方法は、以下の通りです。

アレクサの通話機能を使える相手を確認する

アレクサで通話する前に「相手がアレクサ通話に対応しているか」を確認する必要があります。

Alexaアプリに連絡先が同期されていれば、基本的には自動で表示されるかつ、確認が可能です。

相手の名前の横にチェックマークがあれば、アレクサ同士の通話が可能です。表示されていない場合は、相手が通話設定を完了していない状態です。

最初にここをチェックしておくと、発信できない時に原因をすぐ判断できます。

通話をかける

通話をかける方法はとても簡単です。2つの方法があります。

特に呼びかける方法は、スマホの画面を探す必要もないので、生活の流れを止めずに通話を始められます。

Alexaアプリから通話相手を選択して、通話する方法はLINEと同じ感覚で使えます。

忙しい朝や料理中など、手が離せない時にこそアレクサ通話の便利さが際立ちます。

通話を受ける

着信時はEcho端末が音を鳴らし、ライトリングが光ります。

「アレクサ、応答して」と言うだけで通話が開始されます。画面ロックを解除する必要がなく、部屋のどこからでも声だけで受話することができます。

通話を終了する

通話を終える時は「アレクサ、終了して」と声をかければ、すぐ通話が切れます。

最後までハンズフリーで完結するため、生活の動きを止める必要がありません。

アレクサの呼びかけ機能やアナウンス機能も便利

アレクサの通話機能も便利ではありますが、呼びかけ機能やアナウンス機能も非常に便利です。

ここから1つずつ解説します。

呼びかけ機能を使えばすぐに会話の開始ができる

通話機能のほかに「呼びかけ機能」も便利です。

これは相手のEcho端末をインターホンのように呼び出し、すぐに会話を始められる機能です。

家の中で短く声をかけたい時にとても役立ちます。

たとえば「夕飯できたよ」とキッチンから2階の部屋にいる家族に声を届けたい時など、わざわざ上まで行く必要がなくなります。

ちなみに我が家ではこんなシーンでよく使われています。

アレクサ、リビング（デバイス名）を呼び出して

アナウンス機能を使えば自宅のEcho端末にアナウンスができる

アナウンス機能は、家中のEcho端末に一斉にメッセージを流せる機能です。

簡単に言ってしまうと、相手に一方的にメッセージを伝える機能です。

アレクサ、「〇〇〇」ってアナウンスして

家族みんなに伝えたい内容をまとめて知らせることができます。

複数のアレクサ端末がある場合は、非常に使い勝手が高い機能になります。

アレクサの通話に関するQ＆A

アレクサの通話に関連するQ＆Aは、以下の通りです。

ここから1つずつ解説します。

まとめ：コミュニケーション機能を活用して、便利に使いこなそう！

ここまで、アレクサの通話機能について、できること・できないこと・使い方・便利な関連機能まで幅広く解説してきました。

アレクサの通話は、スマホを取り出さなくても声だけで家族や友人とつながれる便利な仕組みです。

Echo端末同士なら無料で通話でき、Echo Showを使えばビデオ通話も楽しめます。

一方、スマホの電話番号や固定電話へ直接発信できない点など、使う前に知っておきたいポイントもあります。

実際に使い始めるためには、Alexaアプリでの初期設定や連絡先の同期が重要です。

設定が整えば、「アレクサ、○○に電話して」と声をかけるだけで通話が始まり、忙しい瞬間でもストレスなく連絡できます。

さらに、呼びかけ機能やアナウンス機能を組み合わせることで、コミュニケーションがよりスムーズになります。

本記事の内容を参考に、日常のコミュニケーションにアレクサの通話機能を取り入れて、もっと快適な暮らしを実現してみましょう！