SwitchBot(スイッチボット)とAlexa(アレクサ)を連携させて、音声で家電を操作したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、正しく設定しないと「アレクサがデバイスを認識しない」「音声操作ができない」といった問題が起こることもあります。
本記事では、SwitchBotとアレクサの基本的な連携手順から、操作する仕組み、注意点をわかりやすく解説します。

スマートホーム化を目指す方は、ぜひ参考にしてください!
SwitchBotをお得に手に入れる方法を、こちらの記事でまとめています。ぜひご覧ください!
アレクサでSwitchBotを操作する仕組み


ひと言で伝えると、人が話した言葉をアレクサが理解して、SwitchBotハブ製品へWi-Fi経由で指示を送ることで、対象デバイスが動いているイメージです。
SwitchBotは言葉がわからないので、アレクサが翻訳してくれています。
- 「アレクサ、エアコンをつけて!」と声掛けをする
- アレクサが理解して、Wi-Fi経由でSwitchBotハブ製品に指示を出す
- SwitchBotハブ製品が、エアコンに指示を出す
- エアコンが動く



アレクサでSwitchBotを操作する流れは、結構シンプルです!
SwitchBotとアレクサの連携手順5ステップ
SwitchBotとAlexaは、5つのステップを踏めば、簡単に連携することができます。
今回ご紹介する手順は、「SwitchBot製品ではない赤外線リモコンで操作するエアコン」をハブ2経由で操作するための手順を紹介します。
- ステップ1:アプリをインストールする
- ステップ2:SwitchBotとアレクサの初期設定をする
- ステップ3:SwitchBotにデバイスを追加する
- ステップ4:AlexaアプリでSwitchBotのスキルを追加し、アカウントをリンクする
- ステップ5:アレクサに音声操作するデバイスを追加する
ここから1つずつ解説します。
ステップ1:アプリをインストールする
SwitchBotとアレクサを使うためには、専用の「SwitchBotアプリ」と「Alexaアプリ」が必要です。もしインストールしていない場合は、インストールをしておきましょう。
ステップ2:SwitchBotとアレクサの初期設定をする
事前準備として、SwitchBotとAlexa(アレクサ)を使える状態にしておくことが重要です。
まずはSwitchBotアプリを立ち上げて初期設定のために、アカウントを作成し、ハブの情報を登録しましょう。
- アプリを立ち上げて、アカウント情報を作成する
- アカウント作成後、ハブ情報をSwitchBotアプリに登録するために「デバイスの追加」をタップする
- ハブ情報をタップして、セットアップする
- 画面に従ってWi-Fi設定を行う
続けて、アレクサの初期設定をしましょう。
Amazonアカウントでログインし、EchoデバイスをWi-Fiにつなげると準備が整います。
- AmazonアカウントでAlexaアプリにログオン
- Alexaアプリを開いて、「その他」 から「デバイスを追加」を選択する
- 「Amazon Echo」を選んで、「Echo」のモデルを選択する
- AmazonEchoをセットアップする
- 画面に従ってWi-Fi設定を行う
- 「アレクサ!」の呼びかけて応答があれば完了
この段階で、両方のデバイスが正しく動いていれば、次のステップへ進めます。



まずはしっかり初期設定をしておきましょう!
ステップ3:SwitchBotにデバイスを追加する
SwitchBotハブの登録は完了していますが、操作するデバイス(家電)の情報を登録する必要があります。このステップで、家電のリモコン情報をSwitchBotアプリに登録していきます。
- 「デバイスを追加する」をタップする
- 任意のデバイス(エアコン、テレビなど)をタップする
- リモコンを学習する
リモコンを追加する手段として、下記3つの方法があります。
- 自動学習
- 手動学習
- ボタン学習
ここから1つずつ簡単に解説します。
リモコンの自動学習でリモコンを登録しよう
まずは「自動学習」から試してみましょう。
これは、リモコンの信号をSwitchBotが読み取り、自動でリモコンを設定してくれる方法です。
- リモコンの自動学習を選択する
- リモコンをハブに向けて準備する
- ハブに向けてリモコンの操作を行う(画像の通り、電源を押すなど)
リモコンをうまく認識すれば、すぐにアプリから操作ができるようになります。



初めての方でも、短時間で設定できる方法なので、最初はこの自動学習から始めてみましょう。
自動学習で失敗した!手動学習でリモコンを登録しよう
自動学習がうまくいかない場合は、「手動学習」に切り替えましょう。
この方法は、メーカーや型番を選択することで、その型番のリモコンをSwitchBotに覚えさせることができます。
- リモコンの手動学習を選択する
- 任意のメーカーを選択する
- 任意の型番を選択する
- ボタンの操作を確かめる



画像はテレビを登録している手順になっていますが、同じ流れです。
違う型番を選んで反応するか試してみましたが、普通に反応しました!
手動学習で失敗した!ボタン学習でリモコンを登録しよう
それでもうまく動かない場合は、「ボタン学習」という方法があります。
この方法では、リモコンのボタンを一つずつ登録することでSwitchBotに覚えさせることができます。
- リモコンのボタン学習を選択する
- ハブに向かってリモコンのボタンを押して学習する
覚えさせたいボタンの数だけ、ボタン学習する回数が多くなりますが、確実にボタンを学習させることができます。



リモコンは「自動学習」→「手動学習」→「ボタン学習」の順番で試していくといいと思います。
SwitchBotハブの設定方法や活用方法について、詳しくはこちらの記事で解説しています。


ステップ4:AlexaアプリでSwitchBotのスキルを追加し、アカウントをリンクする
ここまでのステップが完了したら、Alexa(アレクサ)にSwitchBotのスキルを追加しましょう。
- アレクサアプリを開いて「スキル・ゲーム」を選択します。
- スキルから「SwitchBot」を検索します。
- スイッチボットのスキルをタップして、「有効にして使用する」をタップする。
- SwitchBotのログイン画面が表示されるので、SwitchBotのアカウント情報を入力してください。
この手順を踏めば、AlexaとSwitchBotのアカウントがつながります。
下記画像のように、アカウントリンクが成功すると、「リンク済み」の文字が表示されます。





このリンクがうまくいくと、「アレクサ、テレビをつけて」といった声かけの準備が完了です。
ステップ5:アレクサに音声操作するデバイスを追加する
Alexaにアカウントのリンク後、Alexaに家電(デバイス)を追加しましょう。
アカウントリンク後、画面が下記の通りに変わります。
- 以下の画面が表示され、接続するデバイスが自動で検出されます。
- デバイスはSwitchBotハブに登録している家電によって変わります。「次へ」をタップする。
- セットアップするデバイスを選択して、画面の指示に従ってデバイスを追加する。
ここまで完了すると、SwitchBotに登録している家電の操作がアレクサに話しかけることで操作できるようになります。



設定お疲れさまでした!
【注意点】音声操作で発生するトラブルと解決方法
音声操作はとても便利ですが、使っているうちに「思った通りに動かない」と感じることもあります。
よくあるトラブル | 原因 | 解決方法 |
---|---|---|
「デバイスが見つかりません」と言われる | AlexaアプリにSwitchBotデバイスが登録されていない | Alexaアプリで「デバイスを検出」を実行して、再度同期させる |
音声指示に一切反応しない | Wi-Fi接続が不安定/2.4GHz以外に接続されている | ルーターを再起動し、SwitchBotハブ・Alexa両方を2.4GHz帯に接続する |
音声指示に誤ったデバイスが動作する | デバイス名が似ている/汎用的すぎる | デバイス名を「リビングの照明」など分かりやすく命名する |
一部の操作ができない | 赤外線リモコンの信号が完全に学習できていない | SwitchBotアプリで「リモコン学習」を使って再登録する |
シーンが呼び出せない | シーン名が複雑すぎる/Alexaが認識できない | 短く自然な名前(例:「おやすみモード」)に変更する |
たとえば、リビングと寝室にエアコンが1台ずつある場合、「アレクサ、エアコンつけて」と言うと、どちらのエアコンか分からなくなります。
同じ種類の家電が2台以上ある場合は、Alexaアプリでルームを追加してグループの割り当てを行いましょう。
- 「▼」をタップし、「ルームを管理」をタップする
- グループを分けるために「部屋の追加」をタップする
この手順を踏むことで、「リビング」「寝室」などを部屋ごとに分けて、家電を整理できるようになります。
整理できれば、「アレクサ、リビングのエアコンつけて」と伝えるだけで、部屋ごとに操作できるようになります。



はじめにきちんと分けておくと、後からのトラブルを減らすことができます!
定型アクションを活用すればより便利に
SwitchBotとAlexaを使いこなすなら、ぜひ試してほしいのが「定型アクション」です。
これは、あらかじめ決めた時間や条件で、家電の操作を自動で行う機能です。自分だけのルーティンを作って、暮らしをもっと快適にすることができます。
- 平日の朝7時に照明とエアコンをつけて、音楽を流す
- 夜10時にテレビをオフ
- 出勤時にすべての家電をオフ
一例として、「人が近付いたら、天気予報を読み上げてくれる」を設定した定型アクションの手順が下記の通りです。
- Alexaアプリの右上の「+」をタップする
- 追加から「定型アクション」をタップする
- 新しい定型アクション欄から「実行条件」をタップする
- 実行条件を指定する(任意)
※「何時に」、「人が来たら」、「〇〇と言われたら」など様々設定ができる - アクションを指定する(任意)
※「サウンドを流す」、「天気予報を表示する」、「ニュースを流す」など様々設定ができる - 天気予報を表示する場合
- 新しい定型アクション欄にて「保存」をタップする
- 「その他」欄にて、定型アクションが追加されたかどうかを確認
これでAlexaに近づくと、天気予報を読み上げてくれるようになります。
定型アクションは、生活スタイルに合わせた使い方が可能です。ちょっとした自動化で、毎日の手間をぐっと減らすことができます。



「もうこんな時間か」と気づかせてくれる生活アシスタントとして活躍します。
SwitchBotとアレクサの連携に関するQ&A
SwitchBotとAlexa(アレクサ)の連携に関するQ&Aは以下の通りです。
- SwitchBotハブとアレクサが連携できないときはどうすればいい?
- Alexaで家電が表示されない場合は?
- 音声がうまく通じないときの対策は?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotハブとアレクサが連携できないときはどうすればいい?
一度AlexaのスキルからSwitchBotを無効にして、再度ログインし直すとうまくいくことがあります。認証情報を再確認しましょう。
SwitchBotとアレクサが連携できない原因や対処方法について、こちらの記事で解説しています。


Alexaで家電が表示されない場合は?
Alexaアプリで「デバイスを検出」をしてみてください。それでも表示されない場合は、SwitchBotアプリに家電が正しく登録されているか確認しましょう。
音声がうまく通じないときの対策は?
家電の名前があいまいなことが原因かもしれません。「リビングのエアコン」など、わかりやすい名前に変更すると認識しやすくなります。
まとめ:アレクサとSwitchBotを連携しよう!
ここまで、SwitchBotとアレクサを連携させて音声操作を実現する方法について、ステップごとに解説してきました。
設定の流れを理解すれば、誰でも簡単に自宅の家電を声で操作できるようになります。
連携を成功させるためには、まずSwitchBotとAlexaの初期設定を行い、SwitchBotスキルを追加してアカウントをリンクする必要があります。
そのうえで、アプリにデバイスを登録し、Alexaに認識させることで、音声操作が可能になります。
連携が完了すれば、「アレクサ、エアコンつけて」といった自然な声かけだけで家電を操作できるようになります。
ぜひ本記事を参考に、あなたの暮らしにも音声操作の便利さを取り入れてみてください。日常の中に小さな驚きと快適さが加わりますよ。
SwitchBotをお得に手に入れる方法をこちらの記事でまとめています。ぜひご覧ください!
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