SwitchBotおすすめオートメーションを紹介！問題点も

SwitchBotで日常をもっと快適にしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

便利なオートメーションを正しく設定しないと「思ったように動かない…」という不便さを感じてしまうこともあります。

本記事では、SwitchBotオートメーションとシーンとの違い、すぐに使えるおすすめ活用例、設定の流れ、そして知っておくべき注意点までを丁寧に解説しています。

SwitchBotオートメーションとは

SwitchBotオートメーションとは、あらかじめ決めた条件に合わせて家電やデバイスを自動で動かす仕組みです。

ステップとしては、まず「どんな条件で動かしたいか」を考えます。次に「そのときに何をしてほしいか」を決めます。最後にアプリで設定すれば、自分専用のオートメーションが完成します。

オートメーションとシーンの違い

SwitchBotには「シーン」と「オートメーション」という似た機能がありますが、動き方に違いがあります。

シーンは、アプリのボタンを押したり音声で呼びかけたりして発動させる「まとめて操作」です。一方でオートメーションは、時間やセンサーの反応をきっかけに、自動で動いてくれる仕組みです。

項目	オートメーション	シーン
定義	条件（トリガー）を設定し、自動的に動作を実行する仕組み	複数のデバイス操作をまとめて一括で実行できる仕組み
動作のきっかけ	時間・センサー検知・環境条件（温度/湿度/照度）など	ユーザー操作（アプリ・リモートボタン・音声アシスタント）
自動化の有無	自動で作動（ユーザー操作不要）	手動で発動（ユーザーが指示を出す）
代表的な活用例	・朝7時になったらカーテンを自動で開ける ・CO₂濃度が上がったら換気扇をオン	・「おやすみシーン」で照明オフ＋カーテン閉＋ロック施錠 ・「帰宅シーン」で照明オン＋エアコン起動
ユーザーのメリット	完全自動化で生活が快適・省エネ化につながる	一度の操作で複数動作をまとめられ、利便性が高い

両方をうまく使い分ければ、手動と自動のいいとこ取りができます。場面に応じて選んでみましょう。

SwitchBotおすすめオートメーション

おすすめの使い方は、生活リズムに寄り添うものです。

こうした自動化は、ただ便利というだけでなく「自分の欲しいタイミングで空間が整う」という体験を生みます。

SwitchBotアプリ内におすすめオートメーション機能もあるので、そちらも見るとよりイメージが付きやすいと思います。

オートメーション設定方法について（設定例）

オートメーションの設定方法について、簡単に説明すると以下の３つになります。

ここから１つずつ解説します。

オートメーションの設定（温度に応じてエアコンON）

オートメーションの一例として、「室内の温度が30度以上の場合、自動的にエアコンがON」になるオートメーションを組みます。

トリガー（条件）

オートメーションのトリガーには様々な条件があります。

なんのデバイスを持っているかにもよりますが、温度湿度をもとにトリガーにできるのはもちろん、ドアの開閉などを使って様々なトリガーを設定することができます。

たとえば「スケジュール」のトリガーを説明すると、以下の通り様々な条件が設定できます。

人感センサーや開閉センサーがあれば、「ドアが開いたら」「ドアが閉まったら」「人を検知したら」など、様々なトリガーを設定することができます。

アクション（動作）

アクションは、条件が揃ったときに実際に行われる動作です。

デバイス（エアコン、照明、テレビなど）に応じてさまざまなアクションを設定することができます。

たとえば「夜10時になったら照明を消してカーテンを閉める」と設定すれば、寝る準備が自動で整います。まず単体の動作で試し、慣れてきたら複数の動作を組み合わせると幅が広がります。

SwitchBotオートメーションの注意点

便利な一方で、オートメーションを活用するための注意点があります。

ここから１つずつ解説します。

オートメーションを詳細に組みたい場合は複雑になる

オートメーションは細かい条件を組み合わせたい場合、設定が複雑になりやすいです。

複数のルールを設定することができるため、色々なルールを設定すると複雑になってしまい、初心者には少し難しく感じるかもしれません。

高度な自動化は可能ですが、慣れるまでは設定に時間がかかります。

オートメーションのさまざまな条件を使うためには別の製品が必要になる

基本的に、標準機能だけでは条件として選択できるものが「スケジュール」しか制御できないので、『温度湿度、ドアが開いた閉まった』などを条件に組み合わせたい場合は、別の製品が必要になります。

オートメーションをフル活用したい場合は、SwtichBotの別製品の導入をおすすめします。

オートメーション条件の種類	活用できる製品	おすすめの使い方
時間指定	SwitchBotアプリ（ハブ不要）	「朝7時にカーテンを開ける」などスケジュール設定が可能
温度・湿度	SwitchBotハブ２／温湿度計／温湿度計プラス／温湿度計Pro／防水温湿度計	「室温が28℃を超えたらエアコンON」など
CO₂濃度	SwitchBot CO₂センサー	「CO₂濃度が1000ppmを超えたら換気扇ON」など
明るさ（照度）	SwitchBotハブ2（照度センサー内蔵）	「部屋が暗くなったら照明をON」など
人の動き（人感）	SwitchBot人感センサー	「人を検知したら照明ON」「30分間動きがなければエアコンOFF」など
ドア・窓の開閉	SwitchBot開閉センサー	「ドアを開けたらライトON」など
水漏れ検知	SwitchBot水漏れセンサー	「水漏れを検知したら通知」など
防犯アラート	SwitchBot防犯ブザー＋開閉センサー／人感センサー	「ドア開閉や人を検知したら防犯ブザーを鳴らす」

SwitchBotオートメーションに関するQ＆A

SwitchBotオートメーションに関連するQ＆Aは、以下の通りです。

ここから１つずつ解説します。

まとめ：SwitchBotオートメーションを理解して、快適な生活を送ろう！

ここまで、SwitchBotオートメーションについて仕組みやシーンとの違い、実際の活用例、設定方法、そして注意点までを詳しく解説してきました。

オートメーションは、時間やセンサーをきっかけに家電が自動で動いてくれる仕組みで、生活の中で繰り返す動作を手放せるのが大きな魅力です。

朝の目覚めをサポートしたり、外出時に消し忘れを防いだり、夜のリラックスタイムを演出したりと、日常のあらゆる場面で役立ちます。

設定は「条件」と「動作」を決めるだけとシンプルで、慣れれば自分好みに自由にカスタマイズできます。

大切なのは、自分にとって便利で心地よい瞬間を思い描き、それをオートメーションで形にすることです。

本記事を参考に、ぜひオートメーションを取り入れて、暮らしの質を一歩先へ進めてみましょう。