SwitchBotでできることが何なのかを知りたい方は多いのではないでしょうか。
便利そうだと思っていても、具体的に何ができるのかや、どの製品を選べばいいのかがわからないと、せっかくの機能を活かせず損をしてしまいます。
本記事では、SwitchBotで実現できる操作や活用シーン、さらにおすすめ製品をわかりやすく解説します。

読むことで、自分の生活に合ったスマートホーム化の第一歩をスムーズに踏み出せます
SwitchBotでスマートホーム化ができる
スマートホームと聞くと、「工事が必要なのでは?」と思う人も多いかもしれません。
結論、SwitchBotなら今の家電をそのまま使って手軽に始めることができます。
必要なもの | 役割 | できること |
---|---|---|
対応するSwitchBot機器 | 家電や設備をスマート化するためのデバイス | 照明・エアコン・カーテン・鍵などを遠隔や自動で操作 |
スマホ | 操作・設定用のコントローラー | アプリから家電や設備をまとめて管理・操作 |
Wi-Fi | 機器とスマホをつなぐ通信環境 | どこからでも家電を操作可能にする |
そして、何よりSwitchBotの一番の魅力は「後付けできる」ことです。
例えば、古いエアコンや照明でも、赤外線リモコンの信号を覚えさせればスマホや声で操作できます。
わざわざ買い替える必要がないので、費用を抑えつつ便利さをプラスできます。また、すべての機器を一つのアプリで管理できるのもポイントです。



小さな不便が減ることで、毎日の暮らしがスムーズになります。まずは一つの機器から試してみましょう。
SwitchBotを販売している会社はどんな会社?
SwitchBotを販売している会社は中国と日本、両方に拠点を持つグローバル企業です。
SwitchBotの本社は、中国・深圳(シンセン)という都市にあります。ここは、IT企業が集まる“アジアのシリコンバレー”とも呼ばれる場所です。
深圳には、ものづくりのスピードと技術力が集結しています。SwitchBotもその強みを活かして、日々、製品の改良や開発を進めています。たとえば、カーテンを自動で開け閉めする「SwitchBotカーテン」は、ユーザーの声をもとに次々と進化してきました。
項目 | 内容 |
---|---|
企業名(現地社名) | Woan Technology(卧安科技有限公司) / Switchbot (Shenzhen) Co., Ltd. |
設立年 | 2015年(Woan Technologyとして) |
代表者 名義 | 李志晨(Zhichen Li) |
所在地(住所) | 11F, Qiancheng Commercial Center, No. 5 Haicheng Road, Xixiang Street, Bao’an District, Shenzhen, Guangdong, China |
事業内容 | スマートホーム機器の研究開発、製造、販売(IoTデバイス全般) |
株式会社化 | 2025年4月に株式会社(Switchbot (Shenzhen) Co., Ltd.)へ組織変更・株式化 |
SwitchBotの会社については、詳しくはこちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。


SwitchBotのおすすめ製品11選
そんなSwitchBotのおすすめ製品がいくつかあります。
おすすめ製品名 | おすすめな人・用途 |
---|---|
SwitchBotハブ2![]() ![]() | 家電操作をまとめたい人。温湿度センサーやディスプレイも欲しい人に最適。 |
SwitchBotボット![]() ![]() | 物理スイッチを自動で押したい人。家電や照明のボタンをそのままスマート化できる。 |
SwitchBotリモートボタン![]() ![]() | スマホや音声を使わず、ワンタッチで家電操作したい人に便利。 |
SwitchBotプラグミニ![]() ![]() | 消し忘れ防止や電力管理をしたい人。コンセント家電を遠隔操作したい人向け。 |
SwitchBotカーテン3![]() ![]() | カーテンを自動で開閉したい人。朝の目覚めや防犯、省エネに役立てたい人におすすめ。 |
SwitchBotスマートロック![]() ![]() | 玄関の鍵をスマート化したい人。外出時の鍵の閉め忘れ防止や家族の出入り管理に最適。 |
SwitchBot指紋認証パッド![]() ![]() | スマホを使わず指紋で解錠したい人。家族や子どもも簡単に使える。 |
SwitchBotロボット掃除機K10+![]() ![]() | コンパクトで静かなロボット掃除機が欲しい人。自動ゴミ収集も便利に使いたい人向け。 |
SwitchBotシーリングライトプロ![]() ![]() | 照明とハブ機能を一体化したい人。天井照明をスマートホームの中心にしたい人におすすめ。 |
SwitchBot屋外カメラ![]() ![]() | 玄関や庭など屋外の防犯や見守りをしたい人。防水性能が欲しい人向け。 |
SwitchBot見守りカメラ![]() ![]() | 室内のペットや子どもの見守りをしたい人。動体検知や双方向通話も便利に使える。 |
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotハブ2
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBotハブ2はSwitchBotの中心となる機器です。
赤外線リモコンの信号を登録すれば、エアコンやテレビ、照明などをまとめて操作できます。さらに温湿度計や光センサーも内蔵していて、部屋の状況に合わせた自動操作も可能です。
- 家のリモコンが不要になる
- 部屋の温度と湿度、照度が一目でわかる
- ワンタッチで複数家電を一斉に操作できる
- スマホ、音声(スマートスピーカー必須)で家電操作ができる



家電を一括管理したいなら、まずはハブ2から始めましょう!
SwitchBotハブ2の設定方法や活用方法については、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotボット
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBotボットは物理的にスイッチを押す仕組みで、古い家電や赤外線に対応していない機器もスマート化できます。例えば、炊飯器や古い照明スイッチにも使えます。
- 貼り付けて設置するのみ
- 外からでもスイッチを操作することができる
- リモコンのない家電に対して、本製品の相性がいい



工事不要で設置できるので、気軽に試すことができます。
SwitchBotリモートボタン
SwitchBot公式サイトより引用
ワンタッチで登録した操作を実行できるボタンです。
スマホや声で操作するのが面倒なときでも、ポンと押すだけでOKです。
- スマホを出さずに2つのボタンで操作ができる
- 2つのボタンに機能を割り当てることができる(割り当て機能は複数可能)
- 「学習リモコンを探す」機能でボタンを音で探すことができる



外出モードやおやすみモードなど、複数の動作をボタン1つでまとめて呼び出すことができます。
SwitchBotリモートボタンの設定方法や活用方法については、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotプラグミニ
SwitchBot公式サイトより引用
コンセントに差すだけで、つないだ家電をスマート化することができます。
遠隔操作やタイマー設定に加え、消費電力も確認できます。
- スマホの過充電を防止することができる
- 遠隔操作でPCを起動することができる
- 洗濯機からの選択完了通知を受け取ることができる



このプラグを使うことで、節電や電気代管理にも役立ちます。
SwitchBotプラグミニの使い方や活用方法については、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotカーテン3
SwitchBot公式サイトより引用
カーテンレールに取り付けるだけで、自動で開け閉めできます。
朝は自動でカーテンが開いて目覚めることができ、夜は防犯にもなります。
- 初心者でも簡単に設置ができる
- 音声操作でカーテンの開閉ができる
- 静音設計で家族を起こす心配がない



工具いらずで簡単に設置することができます!
SwitchBotスマートロックと指紋認証パッド
SwitchBot公式サイトより引用
ドアに後付けして、スマホや指紋で鍵を開けられるスマートロックです。鍵を持たずに外出でき、家族や友人にも一時的なアクセスを設定することができます。
- スマホがなくても2秒でパスワード解錠ができる
- 付属のカードキーで解錠もできる
- ボタン1つでドアの施錠ができる
- ドアの施錠や解錠をスマホへ通知可能
- 配線や工事が不要で簡単取り付け



防犯性を高めることができるので、非常に便利な製品です。
SwitchBotロボット掃除機K10+
SwitchBot公式サイトより引用
小型ながら高い吸引力を持つロボット掃除機です。
自動でゴミをステーションに回収してくれるので、手間がかかりません。
- 「せまい部屋」や「物の多い部屋」で活躍する超小型お掃除ロボット
- 市販のお掃除シートでモップ掛けができる
- 小型なのに4リットルの容量と70日間ゴミ捨て不要なゴミステーション
- SwitchBot独自技術で動作音を50%カット
- 高品質なセンサーで無駄なく最短ルートを清掃することができる



外出中に掃除を終わらせておくことができるのは、非常に助かります。
SwitchBotシーリングライトプロ
SwitchBot公式サイトより引用
照明と赤外線ハブ機能を一台にまとめたモデルです。
天井に設置するだけで部屋全体の家電を操作することができます。
- 音声でシーリングライトのON/OFFや明るさ設定ができる
- SwitchBotハブ機能(リモコン登録機能)内蔵で他の家電をスマートホーム化できる
- 外出先からスマホでシーリングライト操作が可能
- 特殊な工事不要で簡単取付
- 長寿命40,000時間で安心5年保証
- スケジュール設定で、ON/OFF操作自体が不要



省スペースでスマート化を進めたい方に非常におすすめな製品です!
SwitchBot屋外カメラと見守りカメラ
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBot屋外カメラは、屋外設置できる防水・防塵仕様のカメラです。
玄関や駐車場を見守り、防犯にも役立ちます。動きを検知するとスマホに通知が届きます。
- 台座を貼り付けるのみで取付は非常に簡単
- 高画質で双方向通話ができる
- アラート通知で即座に遠隔確認ができる
- 夜間でも鮮明に映像を確認することができる
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBot見守りカメラは、室内用のカメラです。首振り機能で広範囲をチェックできます。
外出先からペットや家族の様子を見られ、動きがあれば録画や通知も可能です。
- 夜間でも鮮明に映像を確認することができる
- 動体検知機能でカメラの映像内で動きがあったときに自動で反応する
- カメラの首振り機能で定点以外の場所も確認できる
- 赤ちゃんや高齢者の方、ペットなどを遠隔で確認できるものとして向いている



屋外カメラ、見守りカメラはセキュリティをあげることができるいい製品です!
見守りカメラには複数のモデルがあります。
SwitchBot見守りカメラのモデルの違いについては、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotを活用するにはアレクサがあると便利!
SwitchBotをもっと便利に使うなら、Alexa(アレクサ)との連携が非常におすすめです。声で操作できるので、手がふさがっているときやスマホを取り出すのが面倒なときでも簡単です。
- Echo Dot(第5世代)
- Echo Show 15
ここから1つずつ解説します。
Echo Dot(第5世代)
コンパクトで置き場所を選ばないAlexa(アレクサ)対応スピーカーです。
価格も手頃で、初めてのスマートスピーカーにぴったりです。
- SwitchBot製品と連携した音声操作ができるので、非常に快適
- はじめてのスマートスピーカー導入の定番
- 安価で省スペースなアレクサ



基本的な機能はすべて揃っている、入門編のスマートスピーカーです!
Echo Show 15
大きなディスプレイが付いていて、音声だけでなく画面でも家電やカメラの映像を確認することができます。
SwitchBotカメラと組み合わせると、防犯や見守りがさらに便利になります。
- スケジュールやタスクを常時表示することができる
- スマートホーム家電操作のハブとしても使える
- Fire TV機能でPrime VideoやNetflix、YouTubeが見ることができる
- 音楽も再生することができる
- 大画面のフォトフレームとしても利用できる



我が家でもEcho Show15を使っているのですが、非常にいい買い物だったなと感じています。
特に子供達がフォトフレームの写真を見て、「あ、〇〇だね!」と反応してくれるので話題作りの1つにもなっています。
アレクサ(Amazon Echo)には色々なモデルがあります。
アレクサを比較した結果は、こちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。


SwitchBotでできることに関するQ&A
SwitchBotでできることに関連するQ&Aは以下の通りです。
- SwitchBotの月額料金はいくらですか?
- SwitchBotの欠点はなんですか?
- アレクサとSwitchBotを連携すると何ができますか?
- SwitchBotのセキュリティ面や危険性が問題ないか心配です。安全ですか?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotの月額料金はいくらですか?
SwitchBotスマートデバイス本体には基本的に月額料金は不要です。
ただ、見守りカメラなどの「クラウドストレージサービス」を利用する場合には月額料金が発生します。



そんな見守りカメラの月額料金も、SDカードで代替できるので、基本的に月額料金はかからないものと認識してもらって問題ありません。
SwitchBotの欠点はなんですか?
SwitchBotはとても人気な製品ではありますが、公式サポートのレスポンスが遅いという口コミが多いのが欠点になります。
SwitchBotのサポートについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。


アレクサとSwitchBotを連携すると何ができますか?
連携すると一番大きく変わるのは、声で家電を操作することができるようになります。
項目 | 内容 | 例 |
---|---|---|
音声操作 | 家電やデバイスを声で操作できる | 「アレクサ、エアコンつけて」 |
SwitchBotデバイスの操作 | カーテン・プラグ・ボットなどを制御 | 「アレクサ、カーテン閉めて」 |
ルーティンとの組み合わせ | 複数動作をまとめて実行 | 「おはよう」で照明+エアコンON |
遠隔操作 | 外出先からアプリで操作可能 | 外出先から照明をオフにする |
自動化連携 | センサー情報を使った自動操作 | 室温28℃でエアコン自動ON |
SwitchBotとアレクサの連携方法と活用方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。


SwitchBotのセキュリティ面や危険性が問題ないか心配です。安全ですか?
通信は暗号化されており、正規品を使えば、基本的に安全性は高いです。
SwitchBotの危険性については、こちらの記事で解説しています。


まとめ:SwitchBotでできることを理解して、スマート化を進めよう!
ここまで、SwitchBotでできることと、その実現に役立つ製品について解説してきました。
SwitchBotは、今ある家電をそのまま活かしながらスマートホーム化できるのが大きな特徴です。
赤外線リモコン対応の家電はもちろん、物理的なスイッチ操作が必要な機器まで幅広く対応し、日常の小さな手間を減らせます。
製品ごとに機能や使い道は異なりますが、組み合わせることで暮らしの便利さは一気に広がります。Alexaと連携すれば声だけで操作でき、手がふさがっているときでもスムーズに使えます。
本記事を参考に、まずは一つの製品から試して、少しずつ快適なスマートホームを作っていきましょう。
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