SwitchBot(スイッチボット)ハブの赤外線の届く範囲がどれくらい届くのかを知らずに設置すると、「2階に届かない」「隣の部屋で反応しない」といった不便さを感じることがあります。
本記事では、ハブ2の赤外線が届く距離や届かない理由をわかりやすく解説し、家全体をカバーするための設置ポイントや追加設置の必要性について紹介します。

範囲を理解して、ハブをどう設置するかを考えるために、ぜひ参考にしてください。
SwitchBotハブの赤外線の届く範囲は?


SwitchBotハブの赤外線が届く範囲は、モデルや環境によりますが、おおよそ5〜10メートルです。これは「同じ部屋ならまず大丈夫」という距離感です。
赤外線は光と同じように真っすぐ進みます。壁や家具のような障害物があると止まってしまいます。
つまり、直線で見通せる範囲に家電があればしっかり届きますが、曲がり角や壁の向こうだと届きにくくなります。



簡単に言うと、テレビのリモコンの届く距離と考えてもらえればと思います。
SwitchBotハブの赤外線は2階に届くのか
結論からいうと、赤外線は2階までは届きません。理由はシンプルで、赤外線は壁や床を通り抜けられないからです。
Wi-Fiのように電波が回り込むわけではなく、まっすぐ進む光のような性質です。床や天井は完全な壁となってしまい、信号を遮断します。



我が家でも実験しましたが、やはり難しかったです。
SwitchBotハブの赤外線は隣の部屋に届くのか
結論、隣の部屋にある家電の操作もできませんでした。
環境にもよりますが、基本的に同じ部屋にある家電しか安定して届きません。



ドアを開けている状態であれば、角度や設置位置を工夫すれば隣の部屋にある家電を操作できる可能性はあります。
届かない場合の対策はSwitchBotハブを追加設置
2階の部屋、隣の部屋の家電も確実に操作したいのであれば、別の部屋にSwitchBotハブを追加設置する方法がもっとも確実です。
リビング・寝室・子ども部屋など、複数の場所にハブを配置することで、どの部屋からでもスムーズに家電をコントロールできます。
それぞれのハブが独立して赤外線を出すので、家全体をカバーできます。



基本は1部屋1個設置されていれば確実!と覚えておけばよいです。
主要な部屋以外は、安価なハブミニがいいと思います。
ハブ毎の違いを簡単に比較
SwitchBotハブにはいくつかのモデルがあり、赤外線の届き方や機能が少しずつ違います。
モデル | 赤外線の届く範囲 | 主な機能 | 特徴 |
---|---|---|---|
ハブミニ | 約5~10m(正面方向) ※規格上は、30m | ・赤外線リモコン学習 ・スマート家電操作 | ・コンパクト ・基本的な赤外線操作 |
ハブ2 | 約5~10m(正面方向) ※ハブミニ同等 | ・赤外線リモコン学習 ・スマート家電操作 ・温湿度センサー内蔵 ・シーン操作用ボタン搭載 | ・温湿度による自動化 ・ディスプレイで情報表示 |
ハブ3 | 約5~10m(正面方向) ※ハブミニ同等 | ・赤外線リモコン学習 ・スマート家電操作 ・温湿度・照度センサー内蔵 ・スマートホームゲートウェイ機能 | ・より多機能で拡張性あり ・将来的なデバイス連携に強い |
たとえば、リビング全体の家電をまとめて操作したいなら、出力が強いモデルのほうが安心です。
小型のハブミニは置きやすいですが、赤外線の強さは標準的です。広い部屋や家具の多い部屋だと届きにくい場合があります。
一方、ハブ2やハブ3は赤外線の強さや送信範囲が広く、部屋の隅からでも家電を操作しやすくなっています。



自分の部屋の広さや使い方に合わせて、最適なモデルを選びましょう!
SwitchBotハブの届く範囲に関するQ&A
SwitchBotハブの届く範囲に関連するQ&Aは、以下の通りです。
- 吹き抜けや階段があれば2階まで届きますか?
- ハブを増やすと操作が複雑になりますか?
ここから1つずつ解説します。
吹き抜けや階段があれば2階まで届きますか?
条件が良ければ届くこともありますが、確実ではありません。2階にもハブを置くと安心です。
高い位置に置き、家電の方向に向けて設置しましょう。



ハブ2を高い位置に設置してみて、どこまで反応するかを様子見してみるのがいいと思います!
ハブを増やすと操作が複雑になりますか?
複雑になることはありません。アプリで複数のハブを簡単に管理できます。逆に安定性は高まります。
まとめ:SwitchBotハブの届く範囲を理解して、ハブを追加しよう
ここまで、SwitchBotハブの赤外線が届く範囲について詳しく解説してきました。
SwitchBotハブの赤外線は、基本的に同じ部屋で見通しがある状態なら5〜10メートルほど届きますが、壁や天井は通り抜けられません。
そのため、2階や隣の部屋の家電を操作する場合は、追加のハブを設置する必要があります。
見通しのいい場所に設置すれば、操作の安定性が高まり、家中の家電をストレスなくコントロールできます。
本記事の内容を参考に、家の間取りや使いたい家電の位置に合わせて、設置場所やハブの台数を検討しましょう。
コメント