SwitchBot(スイッチボット)ハブ2は、スマートホームを実現するために便利なデバイスですが、「別の部屋でも使えるの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
設置場所や通信範囲を正しく理解していないと、「操作できない」「反応しない」といったトラブルにつながることもあります。
本記事では、SwitchBotハブ2を別の部屋でも快適に使うための設置ポイントや通信の仕組み、効果的な活用法を詳しく解説します。

家中をスマートに操作したい方はぜひご覧ください!
SwitchBotハブ2は別の部屋にも届くのか
SwitchBotハブ2が別の部屋に届くかどうかを説明するために、以下3点に絞って解説します。
- SwitchBotハブ2の届く最大範囲
- SwitchBotハブ2が別の部屋から使えない場合
- ハブ製品はどれを選ぶべき?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotハブ2の届く最大範囲
SwitchBotハブ2が別の部屋まで届くのか?は、よくある疑問のひとつです。
「これ1台で家中の家電を操作できたら便利なのに」と思いますよね。
まず知っておきたいのは、ハブ2が使う赤外線やBluetoothには届く範囲に限界があります。
赤外線は、大体30メートル届きます。ただ、テレビのリモコンと同じで“見える位置”にいないと届きません。壁やドアがあると、それだけで信号は届かなくなります。
Bluetoothのほうは、壁を越えることはできますが、距離はだいたい15~30メートルくらいが目安です。家の構造や壁の材質によって、届きにくくなることもあります。



家中を1台でまかなうのは理想的ですが、現実には限界もあります。リビングや廊下の真ん中など、できるだけ家電に囲まれた場所に置くと、届きやすくなります。
SwitchBotハブ2が別の部屋から使えない場合
別の部屋のエアコンやテレビが反応しないと、「これ本当に使えるの?」と不安になりますよね。
赤外線は、ドアや家具で遮られると届きません。Bluetoothも距離が離れすぎたり、壁が厚かったりするとつながりにくくなります。
もしうまく動かないときは、まず設置場所を見直してみましょう。扉を開けた状態で試す、少し高い位置に置いてみるなど、小さな工夫で届く範囲が変わります。
それでも難しいときは、別の部屋にもハブを置くのが確実です。リビングにはハブ2、寝室には小さめのハブミニ、といった形で分けるとストレスが減りますよ。



「反応がない=壊れている」ではありません。まずは環境や位置を見直して、できるところから調整していくことが大事です
ハブ製品はどれを選ぶべき?
SwitchBotにはハブ2だけでなく、ハブミニやハブ3もあります。それぞれ特徴があるので、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
ハブ2は温度・湿度がわかるセンサーやタッチ操作ができるボタン付きで、スマートホーム初心者にも扱いやすいモデルです。
もし「できるだけ家中をカバーしたい」「将来的に拡張したい」と考えているなら、ハブ2をメインに使いつつ、サブにハブミニを追加するのがおすすめです。
ハブミニはシンプルな機能ですが、複数の部屋に設置しやすいコンパクトなモデルです。最新のハブ3はより高機能で、今後の拡張性を重視したい方にはぴったりです。
項目 | ハブミニ | ハブ2 | ハブ3 |
---|---|---|---|
赤外線リモコン操作 | 対応 | 対応 | 対応 |
Wi-Fi接続 | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz |
温湿度センサー | なし | あり | あり |
ディスプレイ表示 | なし | あり | あり(進化) |
スマートアシスタント対応 | Alexa、Google、Siri | Alexa、Google、Siri | Alexa、Google、Siri |
スマートホーム連携 | 基本操作向き | 自動化に最適 | さらに拡張性あり |
特徴 | コンパクト&低価格 | 温湿度やタッチ操作が可能 | 高性能・拡張ポート搭載 |



まずは、自分の家にどんな家電があって、どこから操作したいかを整理してみましょう。それが、ぴったりのハブ選びへの第一歩です!
住居別の設置ポイント


自分が住んでいるところだと、実際はどうすればいいんだろうか、と気になりますよね。
- 一人暮らしの設置ポイント(1K、1DK、1LDK)
- 2階建て3階建て戸建ての設置ポイント
- マンションでの設置ポイント
ここから1つずつ解説します。
一人暮らしの設置ポイント(1K、1DK、1LDK)
一人暮らしの場合は、リビングや主となる部屋にSwitchBotハブ2を設置するだけで充分に部屋全体をカバーできると思います。
ハブミニでもいいのですが、ハブ2を使うと温湿度の機能もあるのでより便利なので、おススメです。



部屋が広すぎない限りは、1台で大丈夫だと思います。
2階建て3階建て戸建ての設置ポイント
戸建ての場合、階ごとのつながり方に注意が必要です。
基本的に赤外線は上下のフロアをまたぐことができないので、1階と2階の両方で操作したい場合は、フロアごとにハブを置くほうがスムーズです。
Bluetoothも階をまたぐと届きにくくなるので、できるだけ同じ階で使うようにしましょう。
もし吹き抜けがある家など、上下の視界が抜けている場合は、1台でもカバーできることもあります。



まずは試して、どこまで届くかをチェックするのが無難です!
マンションでの設置ポイント
マンションでは、部屋が横に広く、壁が多い構造が多いです。
コンクリートの壁は電波を通しにくいため、赤外線やBluetoothも届きにくくなります。
ワンルームや1LDKなら、1台のハブで十分操作できることが多いですが、部屋が分かれている場合は、ハブを複数置くのが安心です。
また、マンションではWi-Fiの混線も起きやすいため、ハブとルーターはできるだけ近くに置くようにしましょう。



部屋の形や壁の素材を意識しながら、ベストな設置場所を見つけていきましょう。
SwitchBotハブ2を別の部屋から操作に関するQ&A
SwitchBotハブ2を別の部屋から操作に関連するQAについて、よくある内容を解説します。
- SwitchBotハブ2は何部屋まで届きますか?
- 反応しないときはどうすればいいですか?
- 家族と一緒に操作できますか?
- ハブ2とハブミニを両方使う意味はありますか?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotハブ2は何部屋まで届きますか?
家のつくりや壁の厚みにもよりますが、目安としては1~2部屋です。赤外線は直線的なので、壁を越えると届きません。Bluetoothも距離に限りがあります。
反応しないときはどうすればいいですか?
まずは設置場所を変えてみましょう。少し高い位置に置いたり、障害物を避けるだけで改善することがあります。それでも難しいときは、別の部屋にハブを追加すると安定します。
家族と一緒に操作できますか?
できます。SwitchBotアプリの「共有機能」を使えば、家族それぞれのスマホから同じ家電を操作できます。1つのアカウントでも複数人で使えるのは便利です。


ハブ2とハブミニを両方使う意味はありますか?
あります。ハブ2はセンサー機能付きで、自動化に向いています。ハブミニは価格が手頃で、補助用にぴったりです。目的や場所に応じて使い分けることで、より快適な使い方ができます。
まとめ:SwitchBotハブを別の部屋に設置して、スマートな家を作ろう
ここまで、SwitchBotハブ2を使って別の部屋でも快適に家電を操作するためのポイントについて解説してきました。
SwitchBotハブ2は、赤外線やBluetooth通信によってさまざまな家電とつながる便利なデバイスです。ただし、通信には物理的な制限があるため、1台だけでは家全体をカバーしきれないケースもあります。
特に、壁やドアで遮られやすい赤外線通信では、設置場所によって反応に差が出ることがあります。
そのため、家の構造や使用する部屋に応じて、別の部屋にもハブを設置する工夫が必要です。ハブ2をメインに使いながら、サブとしてハブミニやもう1台ハブ2を活用すれば、家中どこにいてもスムーズに操作できる環境が整います。
また、アプリでのシーン設定や自動化を組み合わせれば、毎日の生活がもっとラクに、もっと快適になります。
ぜひ本記事の内容を参考に、SwitchBotハブ2をうまく活用して、別の部屋からでも快適に操作できるスマートホームを実現してみてください。
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