SwitchBotハブ3とハブ2の違いを徹底解説！何が進化したのか

SwitchBot（スイッチボット）ハブ3とハブ2のどちらを選ぶべきか迷っていませんか？

機能や価格、使い勝手の違いを理解せずに選んでしまうと、「思っていた操作ができない…」という失敗につながることもあります。

本記事では、「SwitchBotハブ3とハブ2の比較」をテーマに、性能差やおすすめの選び方を分かりやすく解説します。

SwitchBotハブ3はハブシリーズの最上位モデル

Switch Botハブ3は、これまでのシリーズで培った使いやすさをさらに進化させた、ハブシリーズの最上位モデルです。

「ハブミニ（Hub Mini）」「ハブ２（Hub2）」に続くモデルとして、家の中のあらゆるデバイスをよりスムーズにまとめて操作できるようになりました。

ここから１つずつ解説します。

外観

SwitchBot公式サイトより引用

SwitchBotハブ3は、落ち着いたマット仕上げで高級感があります。正面には大きなディスプレイがあり、温度や湿度、気圧までひと目で確認できます。

さらに、本体にはくるくる回せるダイヤルボタンがついています。
このダイヤルで照明の明るさやエアコンの温度を変えることができるので、スマホを開かなくても操作できます。

スペック

ハブ3はWi-Fi（2.4GHz）に対応し、赤外線リモコン・Bluetooth・Matterにも対応しています。Matter対応により、SwitchBot以外のデバイスともつながりやすくなりました。

仕様項目	内容
重量	190 g
入力電源	USB Type-C 5V/2A 入力（5V 500mA 出力ポートあり）
赤外線（IR）送信範囲	最大 約 30 m（98 ft）
Matter サポート	対応（サードパーティ機器含む Matter デバイスのブリッジ機能）
内蔵センサー	温度・湿度・照度センサー搭載／CO₂ モニタリング対応／ロック対応
物理操作インターフェース	ディスプレイ + ダイヤルボタン ＋複数物理ボタン付き
保証期間	1 年保証あり

USB-Cで給電できるので、電源も安定しています。動作もサクサクで、クラウドを経由した操作の遅れも感じにくくなっています。

SwitchBotハブ3とハブ2の違いをスペックで比較

ハブ3とハブ2のスペックを簡単に比べると、方向性の違いが見えてきます。

ハブ3は「高機能と拡張性」、ハブ2は「安定とコスパ」が魅力です。

仕様項目	Hub 3	Hub 2
サイズ（W×D×H）	126 × 94 × 38 mm	80 × 70 × 23 mm
重量	190 g	63 g
赤外線 (IR) 送信距離	最大約 30 m、10万以上の IR コード対応	最大約 30 m（受信も約15 m）
内蔵センサー・付加機能	・温度、湿度、照度 ・モーションセンサー、物理ダイヤル＆ボタン付きコントロールパネル	温度・湿度・照度センサー搭載、4-in-1ハブ機能
Matter 対応・統合機能	最大約 30 台以上	中規模環境向け
本体ディスプレイ表示	・温度、湿度、照度 ・気圧、天気マーク ・接続状況	・温度・湿度・照度
ストリーミングデバイス操作	可能	不可
価格帯目安	¥16,980（日本公式）	約 ¥9,800

ハブ３はMatter対応や気圧センサー搭載など、将来の拡張性を重視しています。一方で、ハブ２は日常使いには十分な機能を備えつつ、価格が抑えられています。

ハブ3で追加された機能を紹介

ハブ3には、これまでになかった便利な機能がいくつも追加されています。

ここから１つずつ解説します。

ダイヤル、ボタン、カスタムボタンがある

SwitchBot公式サイトより引用

ハブ３には、物理的なダイヤルとボタンが搭載されるようになりました。ダイヤルを回すと照明の明るさや温度設定を変えることができます。

このダイヤルボタンは、まるで「アナログ感」と「デジタル操作」のいいとこ取りです。

また、カスタムボタンを自分好みに設定すれば、よく使う操作をワンタッチで呼び出せます。アプリを開く手間が省け、家族でも直感的に操作できます。

本体ディスプレイに表示される情報が多い

SwitchBot公式サイトより引用

ハブ２では温度や湿度が見えるだけでしたが、ハブ３では気圧や天気マーク、接続状況などもディスプレイ上に表示されようになりました。

たとえば朝起きてハブ３を見れば、「今日は雨が降りそうだな」といった情報がすぐにわかります。

在宅時間が長い人や、パッと見て情報を取得したい人、健康管理を意識している人にもおすすめです。

ストリーミングデバイスを操作できるように

SwitchBot公式サイトより引用

ハブ３では、テレビやFire TV Stickなどのストリーミングデバイスを直接操作できます。

今までのハブシリーズではできなかった「Fire TVを起動する」「YouTubeを開く」といった動作を自動化できるようになりました。

これ１つでストリーミングデバイスのサービスを直感的にダイヤルを回すことでチャンネルの切り替えや音量調節ができるのは大きな魅力です。

よく使うシーンを4つ直感的に使うことができる

SwitchBot公式サイトより引用

ハブ３にはカスタムボタンが４つ用意されており、よく使う4つのシーンをカスタムボタンに設定することができます。

定番の動作をカスタムボタンに登録しておけば、ボタン一つで家全体をシーン毎に切り替えることができます。

シーンの設定は別途必要になりますが、複数の家電をまとめて自動で動かしたいときに便利なボタンとして活躍します。

オートメーションの設定で「人の動き」をトリガーにできる

SwitchBot公式サイトより引用

今までのハブシリーズにはなかったのですが、ハブ３本体に『人感センサー』が内蔵されたことで、より高度な「自動化（オートメーション）」ができるようになりました。

「人の動き」をきっかけに自動動作を設定することができます。たとえば「人が入ったら照明オン」「人がいなくなったらエアコンオフ」などが可能です。

ローカル制御も強化され、反応速度が速くなっています。以前のようなラグを感じにくく、「動いた瞬間に動く」感覚を体験することができます。

SwitchBotのおすすめオートメーションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

SwitchBotハブは結局どれを買えばいいのか？

ここからは、あなたに合うモデルをタイプ別に紹介します。

ここから１つずつ解説します。

SwitchBotハブ3がおすすめな人

最新のスマートホームを体感したい人にぴったりです。Matter対応で将来性が高く、ダイヤル操作やセンサー連携を活用すれば、生活が一気に便利になります。

スマートホームを「趣味」ではなく「最新モデルかつ高機能で生活の一部」にしたい人におすすめです。

SwitchBotハブ2がおすすめな人

ハブ２は、コスパと実用性を両立したスタンダードモデルです。温湿度センサーが標準搭載されており、スマートホームの基本を体験するには十分な性能があります。

ハブ２は、「高機能すぎるのは使いこなせるか不安」という人でも安心して使うことができます。

SwitchBotハブミニがおすすめな人

ハブミニ（Hub Mini）は、初めてスマートホームを始める人にぴったりの入門モデルです。赤外線リモコンを登録すれば、テレビやエアコンをスマホや音声で操作できます。

「まずは小さく始めたい」「仕組みを試したい」という人に最適です。

なお、ハブミニには「パーソナライズエコ機能およびAIスケジュール」機能と温湿度センサーは非搭載になります。

SwitchBotハブ２とハブミニとの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

SwitchBotハブ3とハブ2の違いに関するQ＆A

SwitchBotハブ3とハブ2の違いに関連するQ＆Aは、以下の通りです。

ここから１つずつ解説します。

まとめ：ハブシリーズの違いを理解して、自分にあったハブを導入しよう！

ここまでSwitchBotハブ３とハブ２の比較をテーマに、それぞれの違いや特徴を簡単に紹介してきました。

ハブ３は、ダイヤル操作やMatter対応など最新の機能を備えた最上位モデルです。

一方のハブ２は、温湿度センサー付きで価格と機能のバランスがよく、日常的に使いやすいモデルといえます。

どちらもスマートホームの中心として優れていますが、どんな暮らしを目指すかによって選び方が変わります。

今後の拡張性を重視したいかつ、最新モデルを使いたい人は、ハブ３を。

基本的なスマート操作を体験したい人や、コスパを重視したい人はハブ２やハブミニを選ぶのがおすすめです。

本記事を参考に、それぞれの違いを理解したうえで、自分の生活にぴったりのハブを導入してみましょう！