SwitchBotボットを使えば、壁スイッチや古い家電を工事なしで簡単にスマート化できます。
本体内のアームが上下に動き、照明や家電の壁スイッチをオン/オフにすることができるそんな製品です。
本記事では、SwitchBotボットの基本スペックから設定手順、実際の活用シーン、注意点まで詳しく解説します。

生活の自動化やSwitchBotのボットを活用するシーンを解説しますので、ぜひご覧ください。
SwitchBotボット(壁スイッチ)のスペック
SwitchBotボットのスペックについて、3つに絞って解説すると、以下の通りとなります。
- SwitchBotボット(壁スイッチ)の外観
- SwitchBotボット(壁スイッチ)のサイズ・重量
- SwitchBotボット(壁スイッチ)の機能
ここから1つずつ解説します。
外観
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBotボットは、手のひらにすっぽり収まる小さなスマートデバイスです。
白を基調としたシンプルな見た目で、壁に貼っても違和感がなく、お部屋のインテリアに自然になじみます。
側面にある小さなアームが、実際にスイッチを押す仕組みになっていて」、「こんなに小さくて本当に動くの?」と驚く人も多いです。



控えめなデザインだからこそ、日常生活にスッと溶け込んでくれます。
SwitchBotボット(壁スイッチ)のサイズ・重量
この製品はとても軽いので、両面テープで壁やスイッチのそばに貼り付けるだけで設置できます。工事も配線も不要で、思い立ったらすぐに使えるのが嬉しいポイントです。
項目 | 仕様 |
---|---|
本体サイズ | 約 43 × 37 × 24 mm |
本体重量 | 約 42 g |



重さが気にならないので、スイッチやボタンに負担をかけることなく安心して使い続けることができます。
SwitchBotボット(壁スイッチ)の機能
SwitchBot公式サイトより引用
SwitchBotボットの一番の特徴は「物理的にボタンを押す」というシンプルな動作です。
リモコンがない古い家電でも、このボットを取り付ければスマート化することができます。
機能 | 内容 |
---|---|
スイッチ操作の自動化 | ほとんどのロッカースイッチやボタンに対応し、物理的な押下を自動化 |
アプリ操作(Bluetooth) | BluetoothでSwitchBotアプリから操作が可能(押す/引く動作、タイマー設定など) |
長い電池寿命 | CR2電池1本で最大600日使用可能(一般的な使用条件による) |
タイマー & 自動化 | アプリでオン/オフのスケジュールやカウントダウン設定が可能 |
ハブ連携による拡張 | SwitchBot Hubと連携でリモート操作や音声制御(Alexa・Google・Siri)、無制限タイマーが利用可能 |
SwitchBotアプリを使えば、スマホからの操作やスケジュール設定も簡単にできます。さらにAlexaやGoogleアシスタント、Siriと連携すれば、声だけで家電を動かすことも可能です。



例えば「朝7時に照明をオンにする」や「帰宅前にエアコンをつける」といった生活の自動化もすぐに実現できます。
SwitchBotとアレクサを連携する方法については、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotとSiriの連携方法については、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotボット(壁スイッチ)の設定方法
SwitchBotボットの設定は、以下の3ステップの手順を踏んで設定することができます。
- SwitchBotアプリのインストール
- SwitchBotアプリにSwitchBotボット(壁スイッチ)を追加する
- SwitchBotボット(壁スイッチ)を設置する
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotアプリのインストール
はじめに、SwitchBotの公式アプリをスマートフォンにインストールします。



アプリのインストールが終われば、アカウントの登録があります。ガイドに沿って登録を進めれば、迷うことはないと思います!
SwitchBotアプリにSwitchBotボット(壁スイッチ)を追加する
アカウント登録が終わったら、SwitchBotハブ2デバイスをアプリに追加します。
- 「ホーム」を選択する
- 「+」ボタンをタップする
- 「デバイスの追加」をタップする
- Bluetoothで検出されたデバイスを追加する
あとは、画面の指示に沿ってWi-Fiに接続すれば、設定は完了です。



画像ではハブが表示されていますが、Bluetoothの部分にSwitchBotボットが表示されます。
ここまで完了すれば、スマホから操作する準備が整います!
SwitchBotボット(壁スイッチ)を設置する
本体の裏には両面テープがついているので、押したいスイッチのそばにペタッと貼り付けるだけです。
SwitchBot公式サイトより引用
アームがしっかりボタンに届くかどうかを、アプリから「テスト動作」で確認しましょう。少しずれている場合は貼り直して調整できます。



スケジュールを組めば「朝起きたら自動で照明オン」といった使い方もできます!
SwitchBotボット(壁スイッチ)の活用シーン
SwitchBotボット(壁スイッチ)は、アイデア次第でいろいろな場面で役立ちます。
- 活用シーン①:オートロックを解除する
- 活用シーン②:照明の壁スイッチをオンにする
- 活用シーン③:その他様々な家電のスイッチをオンにする
ここから1つずつ解説します。
活用シーン①:オートロックを解除する
マンションのオートロック解除にSwitchBotボットは役立ちます。説明するよりも実際に動画を見ていただくとわかると思います。
このように宅配が届いたら、アプリから解除のボタンを押すことで運んでもらえるようになります。
活用シーン②:照明の壁スイッチをオンにする
リビングの照明に使えば、ソファに座ったままスマホや声で操作できます。
子どもを寝かしつけたあと、音を立てずに照明を消したいときにも便利です。玄関のライトにつければ、外出先から点灯できるので防犯にも役立ちます。
活用シーン③:その他様々な家電のスイッチをオンにする
様々な家電にも活用することができます。古いコーヒーメーカーや空気清浄機など、リモコンがない機器でも簡単にスマート化することができます。
体を動かしてスイッチを押す負担が減り、スマホや声で操作できるので安心して生活できます。



生活スタイルに合ったシーンを見つけて使いこなしましょう!
SwitchBotボット(壁スイッチ)の注意点
SwitchBotボット(壁スイッチ)は、非常に指の押し込みが強く深いです。その為、貼り付けている壁スイッチの枠が耐えきれなくなって引き上げられた結果、はがれてしまうことがあります。
対策として、指の押し込みが深いことを想定した上で、ボタンとSwitchBotボット(壁スイッチ)の間に余裕を持たせましょう。



緩衝材となるものであれば、なんでもいいので挟む形にしましょう。
貼り付け用のテープを何枚も貼り付けて、間を厚くするのも手です。
SwitchBotボット(壁スイッチ)に関するQ&A
SwitchBotボット(壁スイッチ)に関連するQ&Aは、以下の通りです。
- SwitchBotの欠点はなんですか?
- SwitchBotは中国の企業ですか?
- SwitchBotの月額料金はいくらですか?
- SwitchBotボットにWi-Fiは必要ですか?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotの欠点はなんですか?
SwitchBotはとても人気な製品ではありますが、公式サポートのレスポンスが遅いという口コミが多いのが欠点になります。
SwitchBotのサポートについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。


SwitchBotは中国の企業ですか?
はい。SwitchBotは 中国・深圳(シンセン)を拠点とする企業 です。
SwitchBotは中国発の企業ですが、日本法人を通じて国内でも安心して利用できる体制を整えています。
SwitchBotはどこの国が運営して企業の信頼性はどうなのかについては、こちらの記事で解説しています。


SwitchBotの月額料金はいくらですか?
SwitchBotスマートデバイス本体には基本的に月額料金は不要です。
ただ、見守りカメラなどの「クラウドストレージサービス」を利用する場合には月額料金が発生します。



そんな見守りカメラの月額料金も、SDカードで代替できるので、基本的に月額料金はかからないものと認識してもらって問題ありません。
SwitchBotボットにWi-Fiは必要ですか?
ボット自体はBluetoothで動作します。家の中だけで使うならWi-Fiは不要です。
ただし、外出先から操作したい場合は「SwitchBotハブ」を使ってWi-Fiにつなぎましょう。
まとめ:SwitchBotボット(壁スイッチ)を使って、自動化を進めよう!
ここまで、SwitchBotボット(壁スイッチ)の特徴や設定方法、そして実際の活用シーンについて解説してきました。
小さなデバイスながら、照明や家電の操作を物理的に押すというシンプルな仕組みで、誰でも手軽にスマートホームを体験できます。工事不要で設置できるため、初めて自動化を取り入れる方にも安心です。
アプリを使えばスマホから遠隔操作でき、スケジュール設定や音声アシスタントとの連携も可能です。生活のちょっとした不便を解消するだけでなく、日常をより快適に変えていけるのが大きな魅力です。
これからスマートホームを始めたい方は、まず一つのスイッチから試してみましょう。
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