SwitchBot(スイッチボット)のウィジェットを活用すれば、スマホのホーム画面からワンタップで家電を操作でき、忙しい朝や就寝前でもスムーズに使えます。
しかし導入方法を知らないと、アプリを開く手間が増え、せっかくのスマートホームが不便に感じてしまいます。
本記事では、ウィジェットの仕組みやメリット、設定手順をわかりやすく解説し、具体的な活用シーンも紹介します。

より快適なスマートライフを実現したい方はぜひ参考にしてください。
SwitchBotのウィジェットとは何か?


SwitchBotのウィジェットとは、スマホのホーム画面から直接SwitchBotの製品を操作できる仕組みです。アプリを開かなくてもワンタップで使えるので、とても手軽です。
例えば、リモコンを探すのが面倒なときに、アプリを立ち上げることなく、スマホの画面を開くだけでエアコンや照明を操作できるイメージです。
アプリを立ち上げて操作をするというステップを省けるので、使いたいときにすぐに使うことができます。
さらに、ウィジェットは単体の操作だけでなく「シーン」の呼び出しも可能です。
「おはよう」のシーンを設定した状態でボタンをタップすると、カーテンが開いて照明がつき、加湿器まで動くようにまとめられます。



日常の流れをまるごと自動化できるのが大きな魅力です。
「アプリを開かなくても操作できる便利な入口」と考えるとイメージしやすいと思います。
SwitchBotのウィジェットを使うメリットはある?
SwitchBotのウィジェットを活用すると、スマートホーム化が進みます。ここでは3つのメリットを解説します。
- ウィジェットを使うとすぐに操作ができる(利便性〇)
- ウィジェットを使うと正確に操作できる(正確性〇)
- ウィジェットを使うと家族に配慮することもできる(優しさ〇)
ここから1つずつ解説します。
ウィジェットを使うとすぐに操作ができる(利便性〇)
1つ目のメリットは、スピードです。アプリを開いて探す手間を省けるので、操作までの流れが短くなります。
- スマホの画面をタップする
- 左にスワイプする
- ウィジェットをタップする
- スマホの画面をタップする
- ロックを解除する
- SwitchBotアプリを立ち上げる
- 操作したいデバイスをタップする
- 該当デバイスで操作するボタンをタップする
2ステップが省略されていることがわかると思います。ロックを解除するという作業がなくなるだけで、より簡単に操作ができるのが最大のメリットです。



「今すぐ操作したい」と思った瞬間にサッと使えるのが、ウィジェットの便利さです!
ウィジェットを使うと正確に操作できる(正確性〇)
2つ目のメリットは、正確さです。音声操作では聞き間違いがあったり、アプリでは違う部屋を選んでしまったりすることがあります。
ウィジェットなら、あらかじめ設定したボタンを押すだけなので、間違いがほとんどありません。直感的に操作できるので、小さな子どもや高齢の方でも安心して使えます。



「押せば必ず動く」という安心感があると、家族みんなが快適に使えるようになります。
ウィジェットを使うと家族に配慮することもできる(優しさ〇)
SwitchBotハブを経由して家電を音声操作できる状態にしているが、夜中や在宅ワーク中に音声操作ができないシーンがあった場合、呼びかけることなくサッと家電の操作ができるようになります。
静かに操作ができるので家族にも優しい使い方ができます。



「アレクサ、照明つけて!」と言った言葉を発することができないシーンで、活躍すると思います。
SwitchBotのウィジェットの設定方法:2ステップ
SwitchBotのウィジェットは大きく2つのステップで設定することができます。
- SwitchBotアプリでウィジェットを設定する
- iPhoneでウィジェットを設定する
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotアプリでウィジェットを設定する
SwitchBotアプリでウィジェットを設定する手順は、以下の通りです。
アプリでウィジェット設定手順
- SwitchBotアプリを起動します。
- プロフィールを選択し、ウィジェット設定をタップします。
- 任意のデバイスとシーンを追加して保存します。



ここで大事なのは「よく使う操作」を登録することです。照明やカーテン、エアコンなど日常的に触るものを入れておくと便利です。
iPhoneでウィジェットを設定する
SwitchBotアプリの設定が完了次第、iPhone側でウィジェットを設定します。設定する手順は、以下の通りです。
- iPhoneの画面を左にスワイプし、「今日の表示」画面を表示する。
- 画面を長押しし、アプリのアイコンが揺れ始めたら、指を離します。
- ホーム画面の左上に「編集」アイコンが表示されるので、タップする。
- 「ウィジェットを追加」をタップする
- ウィジェット検索欄にSwitchBotを入力します。
- 出てきた追加可能なデバイスタイプを選択して追加します。(※任意で選択)



追加したいウィジェットの数だけ、同様の操作を行います。
生活スタイルに合わせて調整しましょう。
ウィジェットについて、より詳しく知りたい場合はiPhoneの公式サイトにウィジェットの説明があります。
iPhoneの公式サイト:ウィジェットを追加・編集する方法はこちら >>
ウィジェットを追加できるSwitchBotデバイス一覧と操作
ウィジェットを追加できるSwitchBotデバイスの一覧と操作は、以下の通りです。
カテゴリ | デバイス名 | アクション内容(ウィジェットで可能な操作) | ハブ要否 |
---|---|---|---|
オートメーション機器 | スマートサーキュレーター | オン/オフ | 〇(必要) |
ブラインドポール | 全開/全閉下向き/全閉上向き | 〇(必要) | |
ボット(SwitchBot Bot) | 押す/オン・オフ | 〇(必要) | |
カーテン/カーテン3 | 開く/閉じる | 〇(必要) | |
照明機器 | シーリングライト | オン/オフ | |
シーリングライトプロ | オン/オフ | ||
スマート電球 | オン/オフ | ||
家電・環境機器 | 気化式加湿器 | オン/オフ | |
気化式加湿器Plus | オン/オフ | ||
ハブ機器 | ハブ2 | 温度/湿度/照度/絶対湿度/露点温度/VPD | — |
家電制御 | プラグ/プラグミニ | オン/オフ | |
テープライト | オン/オフ | ||
環境測定 | 温湿度計 | 温度/湿度/絶対湿度/露点温度/VPD | 〇(必要) |
温湿度計プラス | 同上 | 〇(必要) | |
防水温湿度計 | 同上 | 〇(必要) | |
温湿度計Pro | 同上 | 〇(必要) | |
環境測定+CO₂ | CO₂センサー(温湿度計) | 温度/湿度/絶対湿度/露点温度/VPD/CO₂ | 〇(必要) |
清掃機器 | ロールスクリーン | オン/オフ | 〇(必要) |
お掃除ロボット K10+/K10+ Pro | 清掃/充電(清掃/清掃+水拭き切替) | ||
空気浄化 | 空気清浄機 | オン/オフ | |
空気清浄機 Table | オン/オフ |



iOS 18以降+SwitchBotアプリV9.6以降であることが必須条件です。
基本的に、OSとアプリは最新バージョンで使うようにしましょう!
SwitchBotのウィジェットを活用するシーン
ウィジェットの活用シーンは、日常の具体的な場面で発揮されます。
- ウィジェットで温湿度計を見れるようにすることで、外出先から家の温度を簡単に確認できる。
- ウィジェットにシーンを追加できるので、「おはようシーン」を押すだけで、カーテンが開いて照明がつき、エアコンもスタートなどができる。



家族で使うのもおすすめです。小さな子どもや高齢の方も、ボタンを押すだけなら迷わず操作することができます。
家族間で操作するためには、SwitchBotの共有をする必要があります。SwitchBotの共有機能は、家の中で登録したデバイスを家族や同居人と一緒に操作できる仕組みです。
SwitchBotの共有機能について、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。


SwitchBotのウィジェットに関するQ&A
SwitchBotのウィジェットに関連するQ&Aは、以下の通りです。
- SwitchBotのウィジェットは、Androidでも利用できますか?
- SwitchBotのウィジェットは、ハブなしでも利用できますか?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotのウィジェットは、Androidでも利用できますか?
はい、使えます。設定方法が少し違いますが、基本の流れは同じです。
Android端末によって、ウィジェットの起動方法が異なります。詳細についてお持ちのスマートフォンのサポートセンターまでお問い合わせください。
設定の流れは、こちらの内容を参考にしてください。
SwitchBotのウィジェットは、ハブなしでも利用できますか?
ハブがなくても利用できる製品もあります。しかし、ハブが必要になる製品もあります。
詳しくは、こちらでまとめています。
まとめ:SwitchBotのウィジェットを導入し、スマート化を進めよう!
ここまで、SwitchBot(スイッチボット)のウィジェットについて、その仕組みやメリット、そして設定方法までを詳しく解説してきました。
ウィジェットを使うことで、アプリを開かなくてもスマホのホーム画面からワンタップで照明やカーテン、エアコンなどを操作できます。
また、ウィジェットを利用すると操作の正確性も高まり、子どもや高齢の方でも安心して扱える点が魅力です。設定もアプリとスマホ側での2ステップで簡単に済むため、初心者でも迷わず導入できます。
朝のルーティンや就寝前の習慣をシーンとして登録しておけば、ボタンひとつで環境を整えられるスマートな暮らしが実現できます。
ぜひ本記事を参考にウィジェットを設定して、より快適で便利なスマートライフを始めてみましょう。
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