SwitchBot(スイッチボット)がWi-Fiに繋がらず困っている方も多いのではないでしょうか?
設定を間違えると、スマホから家電を操作できず、せっかくの便利さが台無しになります。
この記事では、SwitchBotのWi-Fi設定手順と繋がらない原因・対処法を初心者にもわかりやすく紹介しています。
SwitchBotのWi-Fi設定を変更する方法
「SwitchBotがWi-Fiに繋がらない!」そんなとき、最初に考えたいのがWi-Fi設定の見直しです。
たとえば、引っ越しやルーターの買い替え後に接続不良が起きることは珍しくありません。
これはWi-FiのSSID(ネットワーク名)やパスワードが変わることで、SwitchBotが前の設定を覚えたままになってしまうからです。
Wi-Fi設定の変更は、SwitchBotアプリ上から手軽に行えます。
- まずはアプリを開いて、対象のデバイスを選択。
- 右上にある設定(歯車マーク)をタップします
- 設定画面から「Wi-Fi設定」をタップし、新しいネットワーク情報を入力します。
再設定が完了すれば、正常に接続されます。

これだけで解決するケースも多く、「あれ?調子悪いな」と思ったら、まずはWi-Fi設定の見直しを試してみましょう。
SwitchBotにWi-Fiがつながらないときの原因と対処法7選
SwitchBotがWi-Fiに繋がらない原因は、環境やデバイスの状態などが関係します。
以下がよくある7つの原因になります。
- SSIDとパスワードが間違っている
- 5GHzのWi-Fiを設定している
- アプリのバージョンが古い
- SwitchBotのデバイス自体に不具合が生じている
- Wi-Fiの電波が届きにくくなっている
- ルーターの同時接続数がオーバーしている
- ルーターのファイアウォールで通信が遮断されている
ここから、対処法とあわせてそれぞれ1つずつ解説していきます。
SSIDとパスワードが間違っている
最も基本的ですが、意外と見落としがちなのがこの点です。Wi-Fi設定の際に入力したSSIDやパスワードが一文字でも間違っていると、当然ながら接続できません。
特に全角・半角の違いや、似た文字(数字の「0」とアルファベットの「O」など)には注意が必要です。入力の見直しで解決できるケースが多いです。
ルーターの設定を変更すると、以前と同じSSIDでもパスワードが変わっている場合があります。



パスワードが変わったら、発生しやすい問題です。
アプリ側でも再設定が必要になるので注意しましょう!
5GHzのWi-Fiを設定している
SwitchBotの多くのデバイスは、2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応しています。
5GHz帯は通信速度が速い反面、壁や障害物に弱く、IoT機器との相性が悪いケースが多いのです。
接続先を明確に2.4GHzに設定しましょう。ルーターの裏側に記載があるSSIDの末尾に「-5G」などと記載されていることがあるので、選択の際は必ず確認してください。



製品を有効活用するためにも、間違えずに選びましょう
アプリのバージョンが古い
アプリのアップデートを後回しにしていると、不具合が発生する原因になります。
SwitchBotアプリは、定期的に機能改善や不具合修正が行われており、古いバージョンを使っていると正しく動作しないことがあります。
小さな不具合は、アップデートで解決することが多いですよ。



アプリでアップデートすれば、最新の機能が使えるようになることも。
こまめにアップデートするといいですよ!
SwitchBotのデバイス自体に不具合が生じている
Wi-Fiの問題だと思いきや、実はデバイス側の故障や一時的な不具合というケースもあります。
SwitchBotの動作音が異常だったりする場合は、デバイスを一度リセットしてみましょう。
リセット方法はモデルによって異なりますが、多くは本体のボタンを長押しすることで初期化できます。初期化後、再設定を行うことで復旧することも多いです。
スイッチボットハブ2の場合は、本体ディスプレイにある「ON/OFF」ボタンを同時に15秒長押しすることで初期化ができます。





コンセントの抜き差しでもOKです!
放電のことを意識するために、コンセントを抜いた後は5分ほど放置しましょう。
Wi-Fiの電波が届きにくくなっている
Wi-Fiルーターから距離が離れている、または間に壁や家具があると、電波が弱くなり接続が不安定になります。特にマンションや鉄筋構造の住宅では、電波のが弱くなる傾向があります。
SwitchBotデバイスの設置場所を見直すことも必要です。できるだけ位置を調整しましょう。
ルーターの同時接続数がオーバーしている
Wi-Fiルーターには同時接続数の上限があり、それを超えると新たなデバイスが接続できなくなることがあります。
SwitchBotが突然繋がらなくなった場合は、他の不要なデバイスのWi-Fi接続を一時的に切るなどして、ルーターの負荷を軽減してみてください。これだけで接続が安定するケースもあります。
主要なものは以下の通りです。
製品名 | メーカー | 接続台数(目安) | Wi-Fi規格 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
BUFFALO WSR-5400AX6S | バッファロー | 30台 | Wi-Fi 6 (802.11ax) | IPv6対応、6ストリーム対応 |
NEC Aterm WX5400HP | NEC | 36台 | Wi-Fi 6 (802.11ax) | メッシュ対応、安定性に定評 |
TP-Link Archer AX73 | TP-Link | 80台 | Wi-Fi 6 (802.11ax) | セキュリティ機能付 |
ASUS RT-AX3000 | ASUS | 64台 | Wi-Fi 6 (802.11ax) | 管理機能豊富 |
Google Nest Wifi Pro | 100台 | Wi-Fi 6E (802.11ax + 6GHz) | メッシュ対応 | |
Amazon eero Pro 6 | Amazon | 75台 | Wi-Fi 6 (802.11ax) | 簡単設定、メッシュ対応、Alexa連携 |



ルーターの機器によって違うので、注意してください!
ルーターの仕様書や公式サイトをみて判断するとよいです
ルーターのファイアウォールで通信が遮断されている
セキュリティの観点から、ルーターの設定で外部通信を制限していると、SwitchBotアプリやクラウドへの接続がブロックされることがあります。
特に高度なセキュリティ設定が施された機器を使っている場合、この問題が起きやすくなります。
ルーターの管理画面にアクセスし、SwitchBotに関連する通信が制限されていないかを確認しましょう。必要に応じて、ファイアウォールの設定を緩和することも検討するとよいでしょう。
余談ですが、光回線を使っている場合、ONUにルーターが内臓しています。個別でルーターを用意して、2重ルーターの状態にならないように注意しましょう!



使っているルーター機器によって、発生してしまうパターンです。
できればルーターの設定はあまりいじらない方が吉なので、注意です!
SwitchBotのサポートに問い合わせる
いろいろ試しても改善しないときは、無理せずSwitchBotの公式サポートに相談しましょう。個人ではどうしても対処できないケースもあります。
公式サイトやアプリの「サポート」からチャットやメールで相談できます。サポートでは専門のスタッフが対応してくれるので、「自分では限界かも…」と感じたら、早めに頼るのが正解です。
初期不良やデバイスの個体差が疑われる場合は、自己判断で時間をかけるよりも、サポートを活用した方がスムーズに解決できます。



難しい場合は、サポートを活用するのが吉です。問い合わせしましょう!
SwitchBotのサポートへ問い合わせする方法は、こちらで解説しています。


SwitchBotのWi-Fi設定に関するQ&A
SwitchBotのWi-Fi設定に関するQAについて、よくある内容を解説します。
- SwitchBotがつながらないのはなぜでしょうか?
- Wi-FiのSSIDやパスワードを変更したら、SwitchBotは自動でつながりますか?
- SwitchBotをWi-Fiなしでも使うことはできますか?
- 引っ越し先でWi-Fiルーターを変えたら、SwitchBotは使えますか?
ここから1つずつ解説します。
SwitchBotがつながらないのはなぜでしょうか?
SwitchBotの多くのデバイスは2.4GHzのWi-Fiのみに対応しています。5GHzのWi-Fiに接続しようとすると認識されないため、2.4GHzのネットワークを使用してください。
Wi-FiのSSIDやパスワードを変更したら、SwitchBotは自動でつながりますか?
いいえ、自動では再接続されません。アプリを開いて、再度Wi-Fi設定を行う必要があります。新しいSSIDとパスワードを入力して再設定しましょう。
SwitchBotをWi-Fiなしでも使うことはできますか?
一部の機能(例えばBluetoothを使った近距離操作)はWi-Fiなしでも使用できます。ただし、外出先からの遠隔操作や音声アシスタント連携などはWi-Fi接続が必須です。
引っ越し先でWi-Fiルーターを変えたら、SwitchBotは使えますか?
はい、使えます。ただし、ルーターが変わるとネットワーク情報も変わるため、SwitchBotのWi-Fi設定を一度リセットして、新しいルーターに再接続する必要があります。
まとめ:SwitchBotのWi-Fi設定をして、SwitchBotを使いこなそう!
ここまで、SwitchBotのWi-Fi設定について詳しく解説してきました。接続に失敗する原因はさまざまですが、基本的な確認ポイントを押さえておけば、多くのトラブルは自分で解決できます。
SwitchBotを使いこなすうえで、Wi-Fi設定は重要なポイントです。
Wi-Fi設定がうまくいかないと感じている方も、アプリの設定やルーターの環境を見直すだけで、外出先からも快適に家電を操作できるようになります。
本記事の手順を参考に一つずつ試してみましょう。もしうまくいかない場合は、公式サポートを活用するのも一つの手です。
この機会に、SwitchBotのWi-Fi設定をしっかり整えて、快適なスマートホーム暮らしを始めてみてください。
スマホひとつでできることが、きっと大きく広がりますよ。
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